第55週 だいすき / 岡村靖幸2017.8.30
ヘポタイヤー!
だいすきな曲がたくさんありすぎたりでこれまで紹介してこなかった3人(組)のアーティストがいます。
毎回候補にあげては悩んでどうしても選べないのですが、「このまま死んだら後悔する」と思ったので、覚悟を決めて「えいやー!」精神で選曲して取り乱していきたいと思います。
というわけで、説明不要、岡村靖幸の代表曲「だいすき」という曲です。
実をいうとぎりぎりまで一曲を迷いまくった末にYoutubeの検索バーで「岡村靖幸」と入力し、一番上にでてきたのでこの曲を選びました。一番上にでてくる≒代表曲といってもいいのではないかと思います。
つい数週間前、「よっちゃん」という下北沢の最高の立ち飲み屋(コの字カウンター)にて「岡村靖幸がだいすきな人たちによる対談」を聞く機会があり靖幸についてあれやこれや語って(たまに合唱しながら)最高の夜を過ごしたんですよね。。。
そしたら次の週に、ひょんなことで岡村ちゃんのライブをみる機会があり、シンガーソングライターダンサーの岡村ちゃんをこれまでより身近に感じ、さらに引き込まれてもっとだいすきになりました。
比喩じゃなく、リアルに会場の温度があんなにあがったのを感じたのは初めてでした。
ceroのイベントに出演していたのですが、特に岡村ちゃん狂(教)ではなかった友人が「自分でも知っている昔の名曲とかもやってくれたのがすごく嬉しかった」と話していたのが印象的でした。
確かに、ライブの演出も選曲も、全てが観客を楽しませるためというエンターテイメントに徹しているんだよなあと改めて体感しました。
「岡村ちゃん最高、岡村ちゃんありがとう」て気持ちになるんですよね。本当に、愛され上手といいますか、愛させてくれる・愛すべき存在で居続けてくれる「おもいやり」かつ「おもてなし」なんですよね。
つまり、岡村ちゃんも、岡村ちゃんの曲も本当に『サービス精神』のかたまりなんですよね。
『プロという自意識と責任 × おもいやり × おもてなし』
岡村ちゃんは『「岡村靖幸」のプロフェッショナル』として、おそらく最高に神経質に楽曲/パフォーマンス/”岡村靖幸純度”のクオリティを追求して守り抜き、その反動か(!?)わかりませんが刑務所に出たり入ったりしながらも、決して枯れずに新しい名曲と伝説を世の中に提供し続けてくれる、『会いに行ける生き神さま』なんです。だいすき!
(文・船田かおり)