音読

一日一曲 日々の気分で一曲をチョイス。 書くこと無くても音楽がどうにかしてくれる! そんな他力本願なブログです。

書き手:椎名あかねプロフィール

Fall Out Boy / The Take Over, The Breaks Over

「◯月◯日、空いてる?」

そう聞かれるといつも「ちょっと待って」と言いながら使い込んだスケジュール帳を開く。

私はスケジュール帳がないと自分の予定を把握できない。それも、書き込み式のアナログ手帳。

毎年似たようなデザインのものを購入し、飽きることなく1年を通じて使い続けるというのが高校生の頃からの習慣です。

 

人間に関するあらゆる物が電子化してきている今、スマートフォンやタブレットで予定を管理する人が増えています。

確かにその方が持ち運びも便利だし、自分のPCと同期することだって可能です(イマイチそのメリットが分からないのですが)。

 

だけど、どうしてもそれが出来ない私。

いちどデジタル手帳なるものに挑戦したことがあるのですが、1ヶ月分の予定を書き入れただけでそのチャレンジに飽きてしまいました。

小さな画面の中の小さなカレンダー、そしてそこに書かれた小さな文字。

見開きの大きなページに慣れている私にとって、せせこましいなんのって。

 

そしてデジタル手帳は「空白」を目で見て感じられないのが辛いところです。

アナログ手帳の真っ白のページに文字を埋めてゆくと、何も無い日は必然的に白いままです。

手帳を開いた時にその空白がパッと目に入り、予定の無い日が一目瞭然に分かります。

と同時に、心の余裕も生まれるような。

これはアナログ手帳特有の良さではないでしょうか。

 

自分の手で文字を書き込み、工夫し、それを満足気に見る楽しみ方だってアナログ手帳ならでは。

ボールペンの色を変えてみたり、マーカーを引いてみたり、自分にしか分からない記号を使ってみたり。

あの時自分は何をしていたのだろう、そう思ったら過去の手帳を引っぱり出してきて懐かしい気持ちで読みふけったりするのもまた一興。

 

まあこんなことを書いているけれど、デジタル手帳には私の知らないメリットが沢山あるのでしょう。

思っている以上に使いやすい物だって絶対に存在するだろうし。

それでも、5年後10年後も変わらずアナログ手帳を使用している自分でありたいなあと思うのです。

 

 

内容と全く関係ないけど今日はFOB。

PVの犬が可愛い。

これまでの一曲