トクマルシューゴ / parachute2013.7.5
珍しく母がアボカドを買ってきました。
今やカフェや居酒屋のメニューでよく見るアボカド。
驚くことに、日本にアボカドが上陸したのは100年以上前らしいですが、我が家に上陸したのは実は今日が初めて。
アボカド=外で食べる物、というイメージがあったので、冷蔵庫にアボカドが入ってるだけでなんだかオシャレな気分になっちゃう私は田舎者です。
値段もひとつ150円程、というお手頃価格。
今度からはもっと頻繁に買ってこよう。
私の中で、アボカドのベストパートナーはマグロ!
ということでスーパーに走り、190円くらいの刺身用ブロックを購入してきました。
母が魚を焼きながら怪訝な顔でこちらを向いていますが、「だーいじょうぶ!」とルンルンの私。
というものの、アボカドを剥くのも初体験です。
一瞬迷った末、リンゴの要領で包丁を入れる私。
それを見て母、叫ぶ。
「ちょちょちょっと待って!中にタネがあるんやで!」
あ、そう言えば半分にパカッてしてるの見たことある。
ぐちゃぐちゃになりながらどうにかパカッと。
そしてまたも問題が発生。タネ、でかい。しかも完全に埋もれてるし。
黙って母の方を向くと、またもありがたい助言が。
「グサッてして、ポコッてするねん」
・・・とっても分かりやすい説明です。
だけど、慎重にグサッとするも私の力が甘かった。
何度も刺されたタネの表面はボロボロになり、最後は包丁を刺すことすら出来なくなってしまいました。
最終的に周りの実を削ぎ落し、無理矢理にタネを救出(?)。
アボカドを捌き、ぶつ切りにしたマグロと醤油とゴマ油とまぜる。
仕上げに金ゴマをパラパラしたら出来上がり!簡単すぎる!
そうだよ、私はこれが食べたかったんだ。
初めてのアボカド料理はなんとか理想通りになりました。
次回はもっと凝ったものに挑戦したいです。
そして、次こそグサッとポロッとを成功させたい!
しかし、母とキッチンに立つのは楽しい。
料理のノウハウやちょっとした工夫が学べるのは勿論ですが、お互いにあーだこーだ言ってるあの時間が好きです。
「えー、絶対私の方法のがいいって!」
「お母さんが何年料理やってきてると思ってんの!」
母離れできない私、もうすぐ24歳。