音読

一日一曲 日々の気分で一曲をチョイス。 書くこと無くても音楽がどうにかしてくれる! そんな他力本願なブログです。

書き手:椎名あかねプロフィール

Kaleido / Voce Me Apareceu

今日は土用の丑の日ですね。

うちの夕飯の食卓には鰻が並びました。

皆さんは食べましたか?

 

鰻を食べながらふと思いました、「土用の丑の日」ってなんだ。

毎年この日は鰻を食べるように促されてるから、もしかしたらバレンタインデーのチョコレート戦法みたいなものなんだろうか。

部屋に戻ってさっそく調べてみましたよ、「土用の丑の日」。 久しぶりの新明解さんです。

 

「土用」・・・立春、立夏、立秋、立冬の前の十八日間の称。

 

へー、土用は夏だけではないのか。

季節の変わり目のら辺を言うみたいですね。

では、丑の日は?

 

「丑の日」・・・土用の丑に当たる日。

 

うーん。

ということは、土用の期間を干支に振り分けて、その丑の日ってことか。

夏だけよく言われるから一人歩きしちゃってるみたいですね。

しかし、どうして鰻なんでしょう。

確かに精が出る、って言いますけど、それだったらニンニクでもいいはず。

グーグル先生に聞いてみたところ。

 

時は江戸時代までさかのぼります。

暑い夏の日。鰻が売れずに困っていた鰻屋が相談したのは、有名な蘭学者の平賀源内(1728~80)。

源内はその鰻屋に、『本日丑の日』という張り紙をするように薦めたところ、その鰻屋は大繁盛。

その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、「土用の丑の日=鰻を食べる」という風習が定着したそうです。

 

やっぱり鰻屋の戦法でした!

だけど事実、鰻には夏バテ、食欲減退防止の効果があるので食べることは良いこと。

ただ、鰻が一番美味しい時期は晩秋〜初冬にかけて、というのが少し惜しい気がしますが。

 

今日はブラジル出身のKareidoから選曲。(旧名はKareidoscopio)

2002年に結成された、DJとシンガー兼ダンサーの2人からなるユニットです。

ブラジル!という音楽が多いです。ブラジリアン・ポップ、ですかね?

打ち込みのドラム音もいやらしすぎず、ボーカルのブラジル語が心地よく流れ込んできます。

2007年にはFreeTEMPOやi-dep、capsuleといった豪華アーティストとコラボしたアルバム『New Sessions!』をリリースしており、話題を呼びました。

これも各アーティストたちの個性が上手くKaleidoの音楽と混ざり合っており、クラブ・ポップが好きな方は是非聴いてみるべき名盤です。

 

これまでの一曲