キセル / ベガ2013.8.7
地元の花火大会でした。
毎年恒例のこの行事、約5000発の花火が夜空に打あがります。
家の近くから上がるので、少し歩けば絶景の鑑賞ポイントが沢山。
去年は家の前のアパートの屋上からビール片手に見ましたが、今年は久しぶりに駅の方まで歩いてみました。
部屋着でフラッと出かけられる素晴らしさよ。
屋台が立ち並び威勢のいいかけ声。そして浴衣を着た女の子や甚平を着た子供がたくさんいて、お祭りムードがムンムンと。
そういえば長いこと浴衣を着ていないなあ、と思いながら大好きなパイン飴を食べました。
どうしてだろう、屋台に行くとなにか買わないといけない気になるのは。
私だけじゃないと思うけれど、ああいう雰囲気にめっぽう弱いんですよね。
子供の頃から身近にあったこの行事。
どこに住んでいても、花火大会というものは家の近くで開催されるものだと思っていました。
だから、わざわざ電車に乗って遠くまで花火を見に行くという行動が理解できなかった。「みんな、自分の地元の花火大会に行けばいいのに?」と思っていたから。
そんな当たり前だと思っていたことも、大人になって恵まれた環境で育っていたんだということが分かります。
私も将来、子供を花火大会が当たり前にある環境で育ててあげたいなあ。
写真は、家から徒歩10分の駅から見えた花火です。
とても綺麗で、しっかりと夏を感じることが出来ました。(この時はビール片手に唐揚げ食べてた)
今日のアーティストはキセル。
京都府宇治市出身の辻村兄弟による2人組ユニットです。
兄の豪文は立命館出身で、くるりを輩出したサークル、ロックコミューンに所属していました。
そして、くるりと同期だって言うから偶然ってすごい。
ゆる〜っとしたボーカルと、心地よいメロディ。
サンプラーやテープ式のMTRなどの機材を使用し、独自の世界観を確立しています。
それは不思議で、どこか切なくて引き込まれてしまう。癖になる音楽です。
ちなみにこの『ベガ』は、豪文がサポートメンバーとなっている斉藤和義もカバーしている一曲。
シングルとしては発売されていませんが、名曲としてよく知られています。