Salyu / name2013.8.9
用があって、久しぶりに今出川駅に行きました。
正直言うと、あまり良いものではなかった学生時代、時には胃痛に悩まされながら降りた今出川駅です。
まだ卒業してから5ヶ月弱しか経っていないのに、色んな事を思い出してドキドキしてしまいました。動悸的な意味で。
あと何年経ったら、懐かしさにトキメキながらあの駅を降り立つことが出来るのでしょうか。
今日はある方とお話してきました。
あまり自分のことを他人に話すのは得意じゃないのですが、上手く話を引き出してくださってまるでカウンセリングを受けていたような気分になっちゃいました。
どうもありがとうございました。
その会話の中で、あんまり心を開いてくれないよね、と言われました。
今日一番心に残ってる言葉。
悲しいとか怒ったとかじゃなくて、ただ単に「この人には私がそう見えるのか」と思ってしまった。
私は本当に心を開きたいし、むしろ開いてるつもりだったのですが、よく考えるとそう見えてしまうのも仕方ないと自戒。
目は泳ぎまくってたし、言ってる事もめちゃくちゃで、しどろもどろ。
ダメなんです。
普段の会話は割と平気で普通に話すことが出来るんですが、自分の核心に迫る話になるとどうしても緊張してしまう。
色んなことが頭の中で膨らんでパンクしそうになってるのに、うまく文章に出来ないんです。
この人に自分のことをもっと知って欲しい、そう思えば思う程に言葉が詰まってしまって、結局口べたになってしまい後で後悔の嵐。
慣れの問題なんですかね。
もっとちゃんと向き合ってお話する機会が増えたら、ちゃんと話せるようになるのかな。
自分で自覚しているんですが、私は人一倍に承認欲求が強い。
褒めてもらいたい、認めてもらいたい、そんなことばかり考えています。
だから少しでも期待に背いたことをするとものすごく怖くなってしまって、怒らせたんじゃないか思ってしまう。
そして相手の機嫌を伺ってビクビクして、空回って自爆するという最悪のパターン。
気を遣い過ぎることで逆に相手が嫌な気持ちになってしまう、今まで沢山ありました。
だけど、どこまで気を許していいのか分からないんです。
みんなどうやってそのさじ加減をしているんでしょうか。
知りたい。
今日の一曲はSalyuから。
プロデューサーの小林武史の目に留まり、2001年に『リリィ・シュシュのすべて』という岩井俊二監督の映画の中に登場するLily Chou-Chouという架空の歌手としてデビューします。
その後、Salyuという名で2004年に再デビュー。2005年に出した1stアルバム『landmark』を皮切りに様々なフェスに出演するなど精力的に活動し、その力強い歌声を全国に知らしめました。
私がSalyuの楽曲の中で一番大好きなnameは、2006年に出された7thシングルです。
はやく名前を呼んで欲しい、というメッセージが込められているこの曲。
名前を呼ばれることが好きな私の気持ちとシンクロして、初めて聴いた時に衝撃的でした。
ライブでこの曲を観れた時、号泣したのもいい思い出。
「ネガティブなブログになってもいいと思うよ」
そう言ってもらえたので、今日は少し暗い話をしてみました。
文章にすると、頭の中が整理されていいですね。
またこういうのしてみたいと思います。