Tahiti 80 / Open Book2013.8.20
ここ最近、家でゆっくり本を読んでいない。
先週に高野山に行った時の電車や、向こうでの空き時間で読んだのが最後となってるような。
小学生の頃から、近所の図書館が大好きだった私。
弟と2人で毎週のように出かけていた、いわゆる「常連さん」でした。
あまりに長居するものだから、心配になった母親が図書館に直接電話をかけてきては、そこに我が子がいるか確認していたそうです(後日談)。
そういえば、図書館のおばさんに「あかねちゃん、お母さんが心配してるから早く帰らないと」とよく言われてた気がする。
そこの図書館は、1枚のカードにつき5冊まで本を借りることができました。
私の家は4人家族、なので全部で20冊の本を借りれる訳です。
いつもカウンターで弟と2人で本の数を数えていたのが懐かしい。
1冊多いとどれを削るか真剣に悩んでいました。
そして何よりも、持って帰るのが大変だったような。
そんな子供のため母親は、借りた本を全てノートに記録してくれていました。
日付、題名、著者名。
子供ながらに「どうしてこんなことをするんだろう?覚えているからいいのに!」なーんて思ってましたが、今ではその習慣は私にも。
始めたのは高校生の頃。
ふとしたことから、読んだ本をノートに記録するようになりました。
当時は丁寧に感想まで書いていたので、今それを見返すと結構おもしろい。
私にも女子高生なりの若い考えがあったんだなあ・・・なんて苦笑したり、この本読んでたんだ!という発見をしたり。
今、読書記録のためのアプリや無料ツールなどが豊富で誰でも簡単にこういったことが出来るようになりました。
ノートに書くのとは違って本の表紙が見れたり、クリックひとつで読んできた本を著者ごとに分類することだって可能です。これはすごく魅力的。
この記事を読んで「へえ」と思った方がもしおられれば、是非とも今日から始めてみてください。
きっと本を読むことにも張り合いが出て、もっとおもしろくなりますよ。
ちなみに私は、読書することには「時間が無い」「疲れている」は通用しないと思っています。
これは他のことにも言えることですが。
私の好きな言葉に、『何をするにも時間は見つからないだろう。 時間が欲しければ自分で作ることだ』というのがあります。
未読の文庫本を整理しながら、時間の使い方を考え直そう、とじみじみ思った夜でした。