渚ゆう子 / 京都慕情2013.9.9
昨晩はブログの更新が抜けてしまいすみません。
ルーターの調子が悪くて、なぜかインターネットに接続できない事態が起こってしまいました。
今日は何事も無かったように直っていたので原因は不明なのですが、最近ちょくちょくこういうことが起こるのでそろそろ変え時なのかなあ。
めんどくさいなあ。
今日は、京都らしい話を少し。
地理的に海が遠くて魚介を入手するのが困難だった昔、京都では多くの寺社で精進料理が発達したために味わい深い野菜が栽培されていました。
その独自の方法は手間がかかるものが多かったため、栽培を敬遠する農家が増えて絶滅してしまう品種が出てしまいます。
そこで、これをきっかけに1987年に京都府が「京の伝統野菜」として選定。
それがよく知られる京野菜です。
今日、知り合いの方に京野菜をいただきました。
丸々した賀茂ナスと、大きな万願寺トウガラシ。
どうして京野菜ってこんなに特徴的な形をしているんでしょうね。
なんでも「外見や広域流通の便を主眼とする、現代的向け商品としての品種改良を行っていないため」らしいです。
Wikipediaによると。
他の人に食べてもらおうとして栽培していた訳ではないのに、今ではそれがよしとされる。
伝統っていう言葉が付加価値としてくっついている野菜。
きっと、京都以外にもそういうのはあるんだろうけど、歴史が絡むと京都はやっぱり強いんだなあ。
いただいた野菜、さっそくちょっとだけ料理しました。
作った後に思ったのが、売りである特殊な形を見事に切りまくってしまった。
もったいないことをした。
賀茂ナスは、お昼ご飯時にナスのピザへ。
万願寺トウガラシは、晩御飯のおかずに甘味噌炒め。
そして京都といえば定番この曲を貼り付けておきます。