このブログのモットーは、書くこと無くても音楽がどうにかしてくれる！だったのを忘れていました。

 

今日は2001年から活動しているアメリカのOwen（オーウェン）を紹介します。

これは、アメリカのシカゴにおけるインディー界に大きな影響を与えた人物、マイク・キンセラによるソロプロジェクト。

彼は元American Footballというポストロックのバンドを率いており、他にも複数のバンドで兄のティム・キンセラと共に所属し、活躍していた人物です。

Owen名義では過去に7枚のアルバムをリリースしており、何度も来日していることもあり日本でも確固たる人気と評価を得ています。

過去にはtoe、OGRE YOU ASSHOLE、group_inou、曽我部恵一などと共演も果たしている他、charaや坂本真綾もファンであることを公言しているとか。

 

彼の楽曲は優しいギターの音色、時に使用されるキーボードとドラム、そしてどこか儚げで憂いを帯びた彼自身の歌声だけで構成されています。

シンプルですがそれらが奏でる音は物語的で、まるで神秘的な森の中に迷い込んだ時の期待と不安に満ちあふれているよう。

聴いていると荒れている心も自然と落ち着いてくる、安定剤のような音楽です。

たまには心を静かに、煩わしいことを忘れて彼の音楽に酔いしれてみては。

 

そんなOwen、今年も10月から日本ツアーを敢行します。

京都公演もあるようなので、気になられた方は要チェックです。