エクレアもらった ── Coldplay / A Message2013.10.6
昨日、用があって以前バイトしていた塾に顔を出してきました。
用事も済んだのでさあ帰ろうと塾から出ると、ポツンと立っている1人の女子生徒、Fさんが。
どうしたの〜と話しかけてみると、親と連絡が取れなくて迎えに来てもらえないとのこと。
時間も時間だし、歩いて帰らせる訳には行かない・・・うーん。
ということで、車で送ってあげました。
家に着くと礼儀正しくお礼を言って、車が見えなくなるまで見送ってくれたFさん。いい子だ。
このタイミングで塾に行って良かったなあ、そんなホカホカした気分で私も帰宅できました。
そして、今日。
講師の方から塾に来てもらえないか、と電話がかかってきました。
なんでも、Fさんの親御さんが、Fさんを家まで送ってくれたお礼を持ってきてくださったとか。
取りに行ってみると、美味しそうなエクレアが10本も入っているではありませんか!
ありがたく講師で山分けしました。美味しかったです。
この出来事から感じたこと。
いくら些細なことでも、ちっきりとお礼を出来る人は素敵だということ。
尊敬できるし、パッとその行動を取れるというのがかっこいい。
そして、その子供さんはしっかりした家庭で育ってるんだろうなあと思わざるを得ない。
もちろん私はこんなことを期待していた訳でもないし、むしろ予想もしていませんでした。
だって、たった15分の道のりを車で送っただけです。
それでもこうやってちゃんとお礼をしてくださいました。それも、昨日の今日という早さで。
それだけが要因ではないだろうけど、Fさんがいい子だというのも納得が行く。
別に物を送るのが素晴らしいと言っているのではないです。
どんな手段でもいい、相手が誰であれ大人としてきっちりとお礼を伝えたい、その気持ちを持つことが大事だと思います。
「ありがとう」という言葉は、誰も不愉快にならない不思議な言葉です。
私もFさんのご両親のような大人になりたい、そう強く思った出来事でした。