色々な青春 ── your gold, my pink / 青い春2013.10.28
今日は2007年に大阪で結成されたバンド、your gold, my pinkを紹介します。
男性2人によるツインボーカルとそれを支える楽器隊が奏でる音楽は、胸をくすぐるようなちょっと不思議で素敵なポップです。
彼らは2008年6月に初ライブを行い、同年12月に自主制作ミニアルバム『What a Wonderful World』をリリース。
ギターを持って歌う小塚宇紘と板持良祐の異なるタイプのボーカル達が独自の世界観を演出しており、瞬く間に世の中を引き込んで行きます。
そして2009年8月にはなんとデビュ―前にしてSUMMER SONIC 09に出演を果たし、観客を魅了しました。
同年10月には全国流通のミニアルバム『parade』をリリース。
そして2012年に初のフルアルバム『TEENAGE RIOT』を発表してくれました。
この盤が言わずもがなの名盤。
タイトルの「TEENAGE」の通り、青春の二文字を彷彿とさせる作品になっています。
誰しもが持っているこっぱずかしい思い出を遠慮なく抉り取ってくるようです。
『うるさいな』『真っ白になりたい』という青春期特有の反抗心を描いた曲から、『青い春』『初恋』といった甘酸っぱい思い出を描いたものまで、様々な角度から人が通過してきた青春を切り取ってあります。
そんなyour gold, my pink、メンバーチェンジを経て3人で活動していましたが、今年の7月にドラムの北野愛子の脱退が発表されました。
それに重ねてボーカルの片割れ小塚の療養も発表され、今は実質活動休止中です。
これからも2人で続けていく、そう板持はHPで言っていますので、新しい体制になって活動が再開されるまで気長にかつ楽しみに待ちたいと思います。
今日貼り付けた曲は、私が一番好きな曲。
「大人になんかなりたくない」、その言葉が胸にジーンとくる。
ライブで観たときの感激は忘れません。