センスに溢れている ── Justice / D.A.N.C.E.2013.11.20
今日はフランスのポップ・ミュージックの革命家、Justiceからの一曲です。
Justiceは2003年に結成された2人組。
とあるパーティでギャスパール・オジェ(Gaspard Augé)が女の子にビールを吐きかけている所を目撃したグザヴィエ・ドゥ・ロズネ(Xavier de Rosnay)。これがきっかけで知り合い、最初は冗談半分でJusticeを結成したのだそう。
しかしそんな冗談は奇跡のコンビネーションを生み出します。
ダンス・ミュージック界では名の知られているEd Banger Recordsのオーナーであり、Duft Punkの元マネージャーであるペドロ・ウィンターが「あまりのエネルギーの強さに、初めて会ってから一週間で契約を決めた」と言わせるほどの実力を世間に見せつけることとなります。
彼らの心が波打つようなサウンドは、「ダイブが出来るエレクトロ」と言われています。
ロックの力強さとポップのユーモア、ハウスのグルーヴといったあらゆるジャンルの良い所をひっくるめた音は、聴く人みんなを踊らせること間違い無し。
彼らは2006年9月に発表したEP『WATERS OF NAZASETH』で日本デビュー。その年に早速、GAN-BAN NIGHTと朝霧ジャム出演のために初来日を果たします。
そして翌年の2007年6月に待望のデビューアルバム『†(クロス)』をリリースし、全世界でスマッシュヒット。
FUJI ROCK FESTIVAL2007にも出演し、観客を興奮の渦に巻き込みました。
2008年には初のJAPAN TOURを成功させ、SUMMER SONIC2008にも出演。とまあ、日本のことも好いてくれているようです。
近年の活動としては、今年『Access All Arenas』というライブ・アルバムをリリースしています。
そろそろ新しいオリジナルアルバムのリリースも期待出来るかな?
ちなみに今年8月に開催されたSONIC MANIA2013にも出演していたみたいですね。
そんなJusticeからの一曲は、私が好きになるきっかけとなった曲です。
ロンドンの少年聖歌隊をヴォーカルに起用し、歌詞はマイケル・ジャクソンの曲のタイトルや歌詞を並べて作ったトリビュート曲なんだとか。
初めて聴いた時、曲のキャッチーさとその音を支える力強さに一瞬で魅了されました。
一昔前にスペ―スシャワーTVのパワープッシュミュージックとなっていたみたいなので、耳にしたことのある人も多いかもしれませんね。
そういえば、毎年恒例の京都駅でのクリスマスイルミネーションが始まってました。
大きなクリスマスツリー、上まで登って写真を撮ったのですがピンぼけしていたので不採用。
カップルに1人でまみれた私の努力は何だったのか。