スーパーにて ── Blue / If You Come Back2013.11.27
昨日、母とスーパーに行った時のこと。
トムとジェリーみたいに仲が良く、いつものようにぎゃーぎゃー言いながらカートを押していました。
今思うとうるさかったかもしれない。
東京で2人して太ってしまい、節制だね〜と話していた直後なのに、無駄にお菓子をカゴの中に入れようとする母。
それを阻止しようと逃げていた時、ふとこう言われました。
「あと何回こうやって買い物できるんかな」
強がりだから、私に対する弱音だとかは普段から全く口にしないのに、急にこんなことを言われて思考が停止してしまった。
とっさに「さ・・・さんじゅっかいくらいはあるよ!」と言ったものの、30回ってまた微妙な数字。
例えば週に1回一緒にスーパーに行ったとしても約7ヶ月。半年ちょっとです。
即座にそれを計算して、短すぎると判断した私は「2週間に1回だとして、月に2回。あと15ヶ月もあるよ!」って意味も無く弁解してしまったりして。
それを聞いた母は「あとそんなにあるんかい」と笑っていましたが、心の中では何を考えていたんだろうか。
少し涙ぐんでしまったのを、先導を切って隠していました。
この歳になって、親と子の立場が逆転してるなあと思うことが増えました。
その分余計に、母にとって私は必要な存在で、心から頼りにしてくれているんだろうなと実感するのですが。
こないだ友人と会った時にこの話になって、その子も同じことを感じていると話してくれました。
幼児化とまではいきませんが、子供に対して甘えてくるというか、今まで見せなかった一面を見るようになったというか。
今まで立派に親の顔をして育てて来てくれたのだから、その反動なのかな、もう甘えてもいいって判断してくれたのだろうか。
私は長女ということもあり、自分で言うのもあれですが面倒見はいい方だと思います。
それに素直に甘えてきてくれる母が可愛くて、これからもずっとそばにいてあげたいなあって思った出来事でした。
ああそうか、こういうことばかり書くから、いつまでもマザコンだって言われるんだ。
しかも今回はかなり重症だな。苦笑。