宇治市のKJM ── KYOTO JAZZ MASSIVE / Eclipse2013.12.22
この間届いた、10kgのみかんがもう無くなりました。
1回に5個も10個も食べてると、そうなりますよね。
ちょっと手のひらが黄色い。
今日は京都にまつわるアーティストをひとつ紹介します。
宇治市出身の兄弟DJユニット、KYOTO JAZZ MASSIVE。
結成は90年代初頭、と結構キャリアも長い二人組です。
彼らは長きに渡って、日本のクロスオーバーやジャズシーンを支えて来ました。
ちなみにクロスオーバーとは音楽的な意味で言うと、ジャズにロックやラテンといった別のジャンルの音楽を混じり合わせて生み出す新しい音楽形態のことだそう。
兄である沖野修也は、ご存知の方も多いと思いますが、DJの他にもプロデューサーやライターなど幅広い活動をしている方です。
渋谷にある老舗クラブ「THE ROOM」のプロデューサーとしても知られていますね。
そんな彼は、1991年に弟の好洋を誘ってKYOTO JAZZ MASSIVEを結成。
2年後にマネージャーを勤めていたMONDO GROSSOのデビューを機に上京、そして翌年1994年に自身でも1stプロダクションとなるコンピレーション『KYOTO JAZZ MASSIVE』を発売しました。
2000年には沖野修也名義でヨーロッパ20カ国で30本のツアーを成功させたり、2002年に発売された1stアルバム『SPIRIT OF THE SUN』を全世界リリースしたりと、海外でも精力的に活動を進めます。
その後もまたヨーロッパツアーを成功させたりと、今では世界的なアーティストとなりました。
今日はそんな彼らの1stアルバムから1曲を。
初めて聴いた時、「この音楽は何だ?」と思ったのが印象に残っています。
ジャズ・ソウル・ヒップホップ・ハウス、どれにも当てはまるようで当てはまらない。
そんな不思議でなおかつオシャレなKYOTO JAZZ MASSIVE、聴けば聴く程に味が出てくるので飽きる事なく楽しむことができるアーティストだと思います。
気になった方は是非、このアルバムから入ってみてください。