いってらっしゃい壮行会 ── Mr. Big / To Be With You2014.1.16
今週末の土日、大学受験にとってとても大事なセンター試験があります。
バイトしていた塾では、センター直前の授業で講師全員による壮行会が行われるのが毎年恒例なのですが、今年もついにこの時期に。
ということで行ってきました。
壮行会と言っても、講師からそれぞれプレゼントがあり激励のメッセージを伝えるといった簡単なものです。
私たち講師にとってはある意味楽しいイベントでもあります。
プレゼントは主にお菓子やカイロなどといったささやかなもの。
その中でどれだけ生徒に喜んでもらえるか試行錯誤して用意するのが楽しかったりもするのです。
私にとって6度目となる今回。
今まではメッセージ入りのチョコレートやカイロ、合格袋に入ったお菓子詰め合わせを配っていました。
だけどそれももう正直飽きた。
当たり前のごとく生徒は毎年変わるのですが、用意する私が飽きちゃったのですよ。
なので今回はちょっと指向を変えて、お菓子の掴み取りをしました。
コンセプトは「合格を掴み取れ!」ということで。
我ながらいいアイデア。(?)
掴み取りってワクワクするし子供心をくすぐる。
だけどこの年になったらなかなかする機会が無いだろうなあ、ということで思いつきました。
大きな段ボールを用意して、大量に買い込んだお菓子をひたすら開封。
生徒の数は29人。
いやー、悩みました、一体どれくらいのお菓子を用意したらいいのか全く検討がつかない。
主なお菓子はミルキーをチョイス。
そこにチョコレートだのクッキーだのラムネだの小ぶりのものを追加していったのですが、大体2人で1パック強の計算をして購入したパック数は16。
これを全部段ボールに入れたら結構な量になりました。(写真撮るの忘れた)
他の講師からも、「いや、多いやろこれ」の声。
段ボールに「合格を掴み取る箱」と書いて、いざ掴み取ってもらう。
掴み取りと聞いた生徒達の嬉しそうな表情は本当に可愛いかったなあ。
さあ、女の子を優先にしてスタートです。
恥ずかしがって、もしくは少しは遠慮してくれるかな・・・あれ、みんな結構遠慮なくいっちゃうのね・・・あれあれ。
いや、これすごい量やで、こんなに取っちゃう?取っちゃうのね?
みるみる間に無くなっていくお菓子たち。
おかしい。このままだと計算が合わないぞ、やばい。
それが男の子になるともっと無くなっていく。
いやいや、おまえたち、少しは自重というものを・・・。
最後の6〜7人はチョコレート1個とかになっちゃいました。ごめんね。
まあ、みんな笑ってたし楽しそうだったからよしとしましょう。
こんな感じの壮行会。
生徒たちへのメッセージは、とりあえず後悔しないようにと伝えておきました。
センター本番までたった一日や二日を残しただけで、50点も60点も点数を伸ばすのは不可能に近いことです。
だけどもそうだからといって諦めないで欲しい。
開き直って望んで失敗してしまった時に、直前のあの時間まで諦めずに勉強しておけばよかった、と思って欲しくないのです。
この3年間の頑張りを、直前のほんの一握りの時間のせいで後悔のものに変えて欲しくないから。
みんないい子ばっかり、遠慮なくお菓子を掴んでいたその勢いで、センター試験を乗り切ってもらいたいですね。
精一杯頑張ってこいよ!