音読

一日一曲 日々の気分で一曲をチョイス。 書くこと無くても音楽がどうにかしてくれる! そんな他力本願なブログです。

書き手:椎名あかねプロフィール

レジ袋の重さ ── school food punishment / you may crawl

 

 

今のご時世、スーパーに行くとレジで必ず「袋はご利用ですか?」と聞かれるのがもはや当たり前になりました。

大体2~3円、高くて1枚5円という値がつくようになったレジ袋有料化計画。

基本的にはマイバッグを持って行くようにしていますが、ちょっと寄った時なんかはエコバックを持ってないから仕方なしに購入せざるを得ません。

まあよくよく考えると5円ぽっち、購入品のどれかをちょっと安いものに変えるだけで十分に浮く金額。

だけれどもレジ袋の5円はなんだかとても重くて、買わざるを得なくなった時なんかはとても損した気分になってしまいます。

されど5円だけど、これのためにレジでテンションが下がってしまうのは心許ないことです。

 

CO2の削減だのエコだのといった理由で始まったこれ。

別に私は反対している訳ではないです、というか今更どうこう言う問題ではないので。

ただどうしても消費者側から見ると、企業の経費削減しているようにも見えてしまうんですよね。

というのも、なんだか無理矢理運動に参加させられている感が否めないからだと思う。

 

本来こういうエコ運動は積極的に参加する人がいるから良いのであって、袋を提供する側の企業がお金を取ってまでやりはじめるとなんだか違和感を感じるのは私だけじゃないはず。

もっと具体的に言うと、例えばエコバッグを持って来た人にスタンプを押して、そのスタンプカードがいっぱいになったら何らかのサービスを受ける、のような、消費者が自主的に参加する形式が望ましかったのでは。

否応無しに「はい今日からお金取ります!エコです!」と言われても正直腑に落ちない部分が出てきてしまうのも仕方ない。

レジで「1枚5円になります」と言われる度に「文句を言うなら違うスーパーに行って下さいね」という無言の圧力がかけられているようでちょっと不快になってしまいます。

まあ、そうも言ってられないくらいにCO2削減を迫られていたのかもしれませんが。

 

なんだか反対しているような書き方になってしまった・・・。

最初にも書いたけれど、決して不満がある訳ではないのです。

エコ運動は大事だし、レジ袋の有料化なんて大きな改革に踏み切った企業は勇気があってすごいと思います。

ただ、その潮流に「はい分かりました」と流されるだけじゃなくて、たまには立ち止まって「あれ?」と考え直してみることも大事かなあと。

なんでもまず疑ってかかる。

一見ひねくれ者のようですが、こういった視点も持つべきだと思うのです。

以上、今日スーパーの帰り道で考えたことでした。

これまでの一曲

2014.2.18 レジ袋の重さ ── school food punishment / you may crawl
2014.2.14 日本の希望 ── コブクロ / 今、咲き誇る花たちよ
2014.2.9 辞書という名の本 ── 80kidz / Miss Mars
2014.2.8 バンドがバンドを生む ── Polaris / 月の恋人
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