音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

心雑音???

おつかれ

1ヶ月検診で「心雑音が聴こえる」と言われていたれんたろう。

この間2ヶ月になったときも「やっぱり聴こえるな~」と産院の先生に言われて、

第二赤十字病院を紹介されました。

 

心雑音とはその名の通り心臓の雑音のこと。

1ヶ月検診で突然言われたときはすごくびっくりして、

「もしかして心臓の病気では?」と不安になったのですが、

赤ちゃんには結構よくあることのようです。

病気が発見されることもあるけど、ほとんどの場合自然となくなる無害性なのだとか。

そのとき隣にいた赤ちゃんも「心雑音が聴こえますね~」と言われていて、

ママ同士顔を見合わせて「大丈夫ですかね…」と仲間意識が生まれたりしました。

 

そんなわけで第二赤十字病院に行ってきました。

予約は九時。早い!

窓を開けると雪。寒い!

気合でスリングにれんたろうをぶら下げて出発です。

 

産院の先生には、「待合室で病気もらわないようにね」と言われて「はい」とか言うてたのですが、やっぱり病院、人が多い。

冷静に考えたら、どうやったら病気もらわないですむのか全然わからない。

だって待合室で待たなあかんしね。

なかば呆然としながら、思わず待合室の中央でしっかり待ってしまったわたしなのでした。

すまんれんたろう。わたしにはこう言うことしかできない。

がんばって病気もらうなよ!

 

さて、通されたのは生理検査室とかいうところ。

ここでエコーやら心電図をとるということで、

まずはジェル状のものを胸にぬられて、マイクみたいなんで超音波チェックです。

れんたろう、びっくりしたのかすかさずモロー反射。

「むうう」「むうう」と、ちょっと嫌がってました。

 

次はせんたくばさみのついたシールみたいなんをぺたぺた貼る心電図。

これが大変やった!!

10枚くらいシールみたいなんを貼るのですが、

さっき塗ったジェルがまだ残っていたのか、れんたろうがうごめくからなのか、

貼っても貼っても剥がれる剥がれる。

あっちがついたと思えばこっちが剥がれ、こっちがついたと思えばあっちが剥がれ…れんたろうはぐずりだすし暖房は効き過ぎて暑いし女医さんは焦りだすし、ここはシール地獄か?

そのうちれんたろうの不快指数がマックスになりぎゃん泣きに。

抱っこしてもあやしても泣き止まないこと10分…

そこで女医さんから提案が。

「ちょっとここでおっぱいあげてくれませんか?そのうちに全部貼っちゃうんで!」

作戦は成功。

終わったころには汗だくでした。

カルテ持ってふらつきながら(まじでめまいがした)小児科へ…

 

で、診断結果は

「問題ありません」

とのことでした。

何か、お腹の中と外で心臓の打ち方が違うらしくて、まあやっぱりよくあることらしいです。

薬もなし、再検査もなし。

 

ほっとして我に返ると、自分の服の前が開けっ放しだったことに気づきました。

ババシャツ丸見え。

でもそういう着方なんです的な顔をして乗り切りました。

 

とりあえず一安心。

子供って何回も病気するよ!といろいろな人に言われているので、

これからも病院にお世話になるのやろうなあ。

 

 

れんたろうお疲れ様でした。

ぐっすり。

 

おつかれ

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