音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

ヒブワクチン打ちました

おもちゃ

怒涛の予防接種メドレー第2弾。

今日はヒブワクチン(1回目)です。

前回の肺炎球菌と同じく任意のワクチンですが、

京都市が推奨しているためこちらも無料です。

 

ヒブと肺炎球菌は同時に接種できるのですが、

近年死亡事故が数件出たために同時接種を一時見合わされたそうです。

でも調査の結果因果関係はなかったとされて

つい最近同時接種が再開されたのですが、

ママたちのあいだでは当然不安の声も。

ヒブも肺炎球菌も3回打たなきゃならんので

同時に打てたらわたしも子供も楽なのですが、

やっぱり怖いことは怖い。

そこは病院によって考え方が違うみたいです。

近所の小児科は同時接種はしない主義だったので、

わたしはこつこつ通うことになりましたが、

今は時間をかけられる時期なので

少々面倒でも安心をとれてよかったなと思います。

 

 

そんなわけでこれからほぼ週1で注射の予定が入っているれんたろう。

さあ、どんどんいってみよー。

 

「れんたろう、今日は注射しに行くよ」

出かける前に一応伝えてみるものの、

無我夢中でむっちゅむっちゅ指をしゃぶって我関せずな彼。

 

我関せず

 

 

 

 

 

 

一週間前のことなど忘れているのであろうな。

 

 

 

ご近所の小児科の待合室、

ベビーベッドとメリー風のおもちゃ(名前わからない)があるのでそこで寝かせて待っていると、れんたろうが喜んでいる声が。

 

おもちゃ

 

まさかまたこれから注射を打たれるとは夢にも思っていない様子に、

所詮赤子よのう…としばし自分の息子を見つめるわたし。

 

かちゃかちゃ鳴るおもちゃに引き続き喜ぶれんたろう。

 

そうか、好きなのかこれが。

おもしろいか?そうかそうか、これもっと動かせるよ、ほら。

そんなにおもしろいか?そうか…

 

 

買うか…

 

と、親バカがひとり決心していると、

「れんたろうくーん」

と看護婦さんに呼ばれました。

 

 

おじいちゃん先生「よしよし、来たか」

看護婦さん「はいおっちんして、もしもししようね」

おじいちゃん先生「うん、もしもししよか」

 

もしもしとは聴診器で胸の音を聞くことらしいです。

れんたろうご機嫌。にこにこしてます。もしもしです。

 

おじいちゃん先生「ほんじゃ行くで」

 

用意された注射を見ると、

何か肺炎球菌ときよりも液体が多いような。気のせい?

前回に引き続きどきどきのわたし。

 

むっちむちのれんたろうの二の腕に

針がぷすっと刺さります。

 

「…にゃー!!」

 

やはり泣きました。

れんたろうは本当ににゃーと泣きます。

 

一気に液体を注入してから針を抜くと、

れんたろうはぴたっと泣き止みました。

 

おじいちゃん先生「何や、もうおしまいか?」

看護婦さん「まあ強いわねえ」

おじいちゃん先生「んー?何か見てるんか?」

 

じっと何かにメンチきってるれんたろう。

視線の先を3人でたどると、そこにはミッキーのぬいぐるみが…

 

看護婦さん「ミッキーですねえ」

おじいちゃん先生「ミッキー睨んではるわ」

看護婦さん「ミッキーいやなん?」

 

帰りに動物シールをくれました。

れんたろう、ほんと君は強い子だね。

ていうかミッキーいやなの?

 

副作用が出る可能性があるので今日はおとなしくしといてね、とのこと。

 

来週はDPT三種混同だ!

がんばれんたろう!

 

 

 

 

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