音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

サンクスシャーリー&デブラ

紐あそび3

病院って苦手なのであまり行きたくないのですが、

胃が痛い胃が痛いといつまで言うててもしかたがないので、

今日れんたろうを連れて近所の内科に行ってきました。

 

なぜ病院が苦手かと言うとお医者のあの高圧的でえらそうな態度が嫌で、

みんながみんなそうでないことは承知しているのですが、

病院か警察署か教習所に行くと結構な確率でそういう方にお会いするのでやっぱりどうにもその三つはいやなのです。

 

れんたろうの小児科ですら実は気が重いのにいわんや自分の内科をや。

それでもそんな方でないことを祈りながら出かけてみたのですが

案の定今日もそんな方に当たってしまって、

ますますわたしの病院嫌いに磨きがかかりました。

 

まず第一にそういう医者って目を見ないんですよね。

そして聞き取りにくい声でぼそぼそと質問してくる。

こちらとしては聞き取れないのだから「え?何ですか?」と当然問いますわね。

そうしたらなぜだかえらい不機嫌なご様子で

「熱は、ないんですか?」

ってあなたさっき渡したの何ですか?体温計じゃなかったんですか?

 

そんな感じで始まった問診はもちろん愉快なものにはならず、

「胃痛」「微熱」「1日だけ下痢をした」ということを訴えるとすぐ

「そら感染性胃腸炎や」

とすっぱり診断され、

「あんたなんでマスクしてへんの?赤ん坊にうつるで」

とあごで赤ん坊(れんたろう)をさされ、

「ほなこれとこれとこれ、あとうがい薬持ってるか?(聞き取れず聞き返すと)う・が・い・ぐ・す・り。は、持ってへん。ほなそれも出しときます。はい、お大事に」

と帰りを促されてしばし唖然。看護婦さんも苦笑。

のろのろと立ち上がりながら、わたし、この人に何かしたかしら?と頭をひねってみてもやっぱり初対面。

初対面の人間にそんな態度とってちゃ新卒の社会人だったらぶっとばされますよ。

まああなたは許されるんでしょうけどね~。

 

待合室でれんたろうと会計の順番待ちながら、腹が立ってしかたがありませんでした。

そんなにわたしがマスクしてないことが気にくわなかったのだろうか。

そもそもほんまに胃腸風邪なんかいな。それってもっとおなか痛くなるんじゃないの?

あんにゃろうヤブか!?ヤブだな!?そうにちがいない!ちくしょう、お金と時間損した!!

 

と、怒りを内部で爆発させつつ家に帰って胃薬を飲んだら効きました。

もう痛くない。それがなにか哀しい。

 

あーあ、

何であんなに嫌な態度とるんだろうなあ。

全然理解できないや。

あんな人でも昔はかわいい赤ちゃんだったんだろうなあ(ということを最近よく思う)。

 

 

気分を変えようと、テレビで偶然やってた映画「愛と追憶の日々」を観始めたわたし。

そのあいだわたしのパーカーの紐で遊ぶれんたろう。

 

 

紐あそび

 

これは何やろか?

 

紐あそび2

うーん、

 

紐あそび3

よいしょー。

 

 

「愛と追憶の日々」はむちゃくちゃいい映画でした。

泣いた。

シャーリ・マクレーンとデブラ・ウィンガーがすごくいい母娘!!

最高や。

 

 

憂鬱だった気がすっかり晴れました。

サンクス、シャーリー&デブラ。

 

小さいことにとらわれず明るく生きていこうと思います。

 

 

 

 

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