映画鑑賞2012.5.2
加入したのできのうからスカパーが観られるようになりました。
今日観たのは「めぐりあう時間たち」。
ずっと前に観たことがあるのですが内容を忘れてて、
どんなんだっけかーと観てたら超暗い映画でした。
死にたい人が何人も出てきます。
ああそうだったな…とどんよりする昼下がり。
でもすごく美しい映画です。
ネタバレしてしまいますが、
ジュリアン・ムーアは旦那にとても愛されている妻の役で、
ひとりの男の子のママ、さらにお腹の中には赤ちゃんがいます。
ざっくり説明すると、
周りから見るとすごく幸せそうなんだけど実は彼女は自殺したいんですね。
いろいろ考えた末、
息子を人んちに預けてひとりで車でホテルに向かい、
そこで薬物をつかって自殺しようとする…というシーンがあるんですが、
もうわたしはこのジュリアン・ムーアの息子(リッチー)がかわいそうでかわいそうで、
涙がどろどろ出ました。
リッチーはママがどこか遠くへ行くのを察知して、
預け先のおばちゃんの腕を振り払って「ママー!!」って叫びながら車を追うんです。
ママーママー!!
ああっ
涙
ジュリアン・ムーアの心中を思い泣き、
リッチーにれんたろうを重ねて泣き、いろいろ私としても大変でした。
子供は本当に家の雰囲気を敏感に察知しますね。
れんたろうも時々わたしの感情を察知したような顔をします。
いらいらしてたら不安げな顔を…
と思ったらうんちだった、みたいなことも多々ありますが。
子供は世界がまだ狭いから、
家が世界そのもの・家族が人間関係のすべてという感じ。
だから家が不穏だとすごく不安だと思うのです。
まあしょうがないんですけどね、親も人間だし。
いろいろあるし。
でも親になって前よりずっと、
自分の影響力を自覚するようになって、
毎日機嫌よくいたいなあと思うようになりました。
れんたろうが笑うとやっぱり安心します。
それは逆もそうなんだろう。
映画鑑賞の間、びんびんスカートを引っ張ってくるれんたろう。
だいぶ力が強くなりました。
ひとりあそびもバリエーションが増えてきたね。
服がよだれでびっしょびしょです。