父来京2012.9.14
朝八時半ごろ、父が家に来る。
明日からの二泊三日の北海道旅行で、
朝早く関空へ行かないといけないのでうちに一泊する。
父、ひとりでうちに来られたことを自慢。
「わしはちゃんと覚えとんじゃ。
お前んちがセブンイレブンの近くじゃってちゃんと覚えとんじゃ」
父、阪急を地下鉄だと思い込んでいるよう。
西院から河原町までは確かに阪急は地下鉄だ。
父に留守番を頼み、私はれんたろうと耳鼻科へ。
私の扁桃炎を診てもらったらだいぶよくなっているとのこと、
薬品を用いてのうがいと、
「もくもく」というゴムマスクから薬を吸入するやつをする。
そのあいだ私はずっとれんたろうを抱っこ。
ゴムマスクをした顔が怖かったようで、からだを固くして凝視された。
続いて皮膚科へ。れんたろうの指にじゅくじゅくの傷ができているため。
診断結果はとびひだった。軟膏をもらって帰る。
これで旅行も安心してできる。
偏食の父のためにお昼ご飯をかなり気遣って作る。
ごはん、さばの味噌煮、焼きなす、お味噌汁、冷奴、卵焼き。
父、残さずに食べ、
「まずかったけど、ご馳走様」と言う。
はいはいとこたえて、私はあまり気にしない。
父、れんたろうと楽しそうに遊ぶ。
れんたろうは初め様子をうかがうように固い表情だったが、
すぐに慣れてひげを触るなどして遊んでいる。
人見知りをしないことを父はとても喜んでいた。
「じいじって言ってごらん」
じいじ、じいじ、としつこく言い聞かせていたが、
れんたろう「まんまー」しか言わない。
つい先日還暦を迎えた父にフォトブックを作って送ったのだけど、
私は発注だけして直接送ってもらったため完成品を見ていなかった。
父が今日それを持って来ていると言うので見せてもらった。
予想以上にしっかりとした出来で驚く。
また作ってほしいと言われた。
今度はもっと文章を入れてほしいとのこと。
ダイエーで父にアイスを買ってもらった。
「お前は今でもアイスが好きなんじゃのう」
と言われた。
夜、チューハイとビールで乾杯。
疲れるだろうからごはんは作るなと言われ、
買ってきたダイエーのお惣菜とお刺身をつまみに少し飲む。
夫は残業のため、帰宅したときにはすでに父就寝。
夫、父が買ってきたお惣菜とお刺身をもりもり食べ、ビールを飲んだ。
明日は早いよ、と言って、12時前に寝た。