断捨離2012.9.25
来月末の引っ越しのための書類を持って、
れんたろうとバスに乗り出町柳まで行く。
音読を少し配って、不動産屋さんに入ったところで、
印鑑を忘れたことに気づく。
そしてもろもろと崩れるように書類の不備が発覚。
急いで諸関係者に連絡。ぼけていたなあ。
担当のTさんはがたいが良くて無愛想だ。
甲子園に三年間出場した野球部に所属していたらしい。(名刺に書いてあった)
車の中で尋ねたらずっとベンチだったらしいけど、そうとう練習はきつかっただろう。
不動産業界の激務(よく知らないが、非常に転職率が高いらしい)にも耐え得る強靭な肉体と精神力をお持ちなのだろう。
まあしかし無愛想だ。
「怒ってます?」ってくらい無愛想だ。
でもこの間、Tさんが「今月末」を「こんげちゅまちゅ」と言って、
夫が「こんげちゅまちゅですね」とすかさずキャッチ&リリースしたことがあった。
そしたらTさんが「はい、こんげちゅまちゅです」とちょっと笑って、
ああ、少し近づけたのかな…と思った。
なんにしても今週中に区役所に住民票とりに行って、
れんたろうの顔写真も撮らなくてはならない。
速達であれやこれやしなくてはならない。
ていうか、れんたろうの顔写真って何なのか。
「あの証明写真撮る機械で、この子抱っこしてぱしゃーってやるんですか」
とジェスチャーをつけて若干おどけながら訊いたら、
Tさんは真顔で「そうです」とうなずいた。そうですか。おどけ損だった。
帰りに本屋によって、「1Q84」の6巻を買う。
最高におもしろい。
私の中の「海辺のカフカ」級(つまり村上春樹のなかでいちばん)、
いやそれ以上?におもしろい。
夫もハマっており、早く読め早く読めと、我が家では押すな押すなの大盛況だ。
で、帰ろうとしたら「断捨離」の本が文庫化してて、
つい手に取ってしまった。
そしたらもう、「ああ、これは今、今読まんとあかん」という気分になり、買ってしまった。
で、読んだ。
一冊読み終わるまでにこらえきれなくって3回ゴミ捨てた。
「ちょっとごめん!一回読むの中断していいかな、捨ててくるわ!」って感じで、
合計4袋のゴミ袋が出た。
かなりすっきりしたので、これはおすすめ。
引っ越すまでに何とか物を減らしたい。
夫が読みたいと言うので貸したのに、
なんかムカつくらしく読んでいないそうだ。
自己啓発セミナーとかだめなんだろうな、この人。と思う。
私はその点、非常に影響を受けやすい。
文庫代の500円のモトはとったと思う。
れんたろうのものもこれから増えていく一方だろうなあ…
歯がどんどん生えてきてるのに、それを全然使わないれんたろう。
離乳食を作る気力がもはやありません。