ばあば来京2012.10.7
れんたろうに会いたい一心で、広島から母がやってきた。
母からは毎日電話がかかってきて、「れんたろうの声を聞かせて」と言われる。
そうタイミングよくれんたろうも声を出さないので、
いつも「うん、笑ってるよ」「あくびしてるよ」など実況中継のみになっていたのだけど、
たまに「ばーぶー」とばっちり返事をするときがあって、
そのたびに母は「きゃーっ」と少女のように黄色い声を出す。
そして先日「もう我慢できんくなった」と言い出し、
はるばる広島からやってきてくれたのだ。
お昼過ぎという微妙な時間帯に、しかも自分は昼ごはんを食べてやってきた母。
れんたろうとの久々の再会にとても喜んでいる。
私たちはおなかが減っていたので、
れんたろうを預けて近所のCoCo壱に出かけることにした。
夫はカレーが心底好きなのでほとんどスキップしそうな勢いだった。
夫はほうれん草カレーにパリチキというものを乗せるというので、
CoCo壱初心者の私もおたおたしながら
ほうれん草カレーにかにコロッケをつけてもらった。
ぱくついていたら母から電話。
出ると、受話器の向こうでれんたろうの阿鼻叫喚声が聞こえる。
「あんたらが出てからずっと泣きよる、何をしても全然泣きやまん」
と、母はそうとう困っているようだった。
とりあえずテレビをつけたり、ベランダに出たりしてみて!と言って、
大急ぎで食べ終わる。
泣き喚くれんたろう。
びや~ん。
私たちにおいていかれたと思ったみたいで、
抱っこをしたらすぐに泣きやんだ。
母、来京1時間ですでにぐったり。
「頑固な子じゃわ~誰に似たんかね~」
と言って、お土産のもみじまんじゅうを食べていた。
でもやっぱりかわいいみたい。
れんたろうがおっぱいを飲むのを邪魔して喜んでいた。
泣き笑い顔。
夜はあんこうの水炊きを食べた。
母と夫はビールを何本も空けていた。