音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

お引っ越し

れ

引っ越しの日が来た。

今日で最後と思うとなんだか寂しい。

思えばこの部屋ではいろんなことがあり、いろんな人が来た。

天井を見上げるとワインのしみ。

なぜあそこにしみがついたのかは忘れたけれど、

つけた人は確か佐野君だ。それか赤井君だ。

 

五階にはうちの部屋しかなく、あほほどベランダが広かった。

夫は毎日音を気にせずギターを弾いていた。

さあちゃんと健君が飲みに来たときは爆音であら恋を流して4人で踊った。

ゴミも毎日捨て放題で、袋も京都指定のもの(高い)でなくてよかった。

少し歩けば24時間やってるダイエーもあったし、駅も近かった。

てっぺんの階なので夏はくそ暑く、冬は寒かったけれども。

 

じゃあなぜ引っ越しをするのかと言えば家賃が高いということと、

付近を通る車が多すぎるのが気になっていたからだ。

あと道路が狭い。

ベビーカーで歩くとれんたろうの顔にダイレクトに排気ガスがかかる。

これからのことを考えると、

もっとゆったりした環境に身をおきたいと思ったのだ。

 

いやあ、でもいい部屋だった…

 

夫方の両親が応援に来てくださり、

引っ越しはつつがなく終わった。

 

れ

 

 

 

 

 

 

おばあちゃんと遊ぶれんたろう。

 

れんたろうが動き回ったりぐずったりするので、

本当にお義母さんが来てくれて助かった。

 

最近準備で忙しくて構ってやれなかったので、

がっつり構ってくれる人がいて嬉しいみたい。

手をぱちぱちしてぎゃっぎゃと笑っていた。

 

 

最後に壁に触って、

「ありがとうございました」と言ってみる。

ちょっと泣きそうになる。

 

 

新居では夜、ピザをとって食べた。

次は2階建ての一戸建てに住むので、

階段がちょっと怖い。れんたろうが落ちないようにしないと。

人生で初めての2階建てだ。

 

よろしく新居!

 

 

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