新生活2012.10.29
新生活1日目。
ご近所に熨斗紙を巻いた洗剤を持って挨拶にまわる。
この付近は子供のいるおうちが多くて、
「泣き声とか気にしなくていいからね、お互い様やから」と言われた。
れんたろうと年の近い子もいた。
れんたろうは手を伸ばしてりょうちゃんというその男の子に触っていた。
りょうちゃんも手を伸ばし返す。友達になれそう。嬉しそうに笑っていた。
りょうちゃん家の隣のりあなちゃんは、
「今度一緒に遊ぼうねー!」と言ってくれた。
なんだか安心した。
町内会の会長さんが噂を聞いてうちに挨拶に来てくださった。
回覧板のまわしかたや
子育てサロンが月に1度あることや
地蔵盆が盛況だったことなどのお話。
大学進学以降、
ご近所付き合いのほとんどないアパートやマンション暮らしをし続けていたのでこういうのは新鮮。
窓の外から人の話し声や動作の音が聞こえる。
きっとこちらの音も聞こえているのだろう。
だけど私は思ったより平気だ。
実家が長屋で、
ご近所付き合いがそれはもう濃密だったのだ。
だから自分でもびっくりするくらい慣れている。
そう言うと夫は「すごく心強い」と言った。彼は人見知り。
れんたろうは
新しい家ということを認識しているのだろうか。
空間の認識にはどれくらいかかるのかな。
階段をれんたろうを抱っこして上り下りするのはすごくきつい。
やせそうだ。
とりあえず本棚に本をつっこんだ。