音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

ケーキ

ケーキ

夜泣きが多い。

これまで一晩に2回くらいだったのに、

最近は5,6回起こされる。

おっぱいが足りないのか、寒いのか、そういう月齢なのか。

よくわからないけど、夫まで寝不足になるとかわいそうなので、

耳栓を買って渡した。耳栓をしたら聴こえなくなったそうでよかった。

でも私まで耳栓をすることはできないので、

起こされるがままに起きてあやしてまた寝て…の繰り返し。

もう熟睡なんて1年近くしていない。

臨月のころも夜に2回くらい起きて必ずトイレに行った。

お腹が大きくて膀胱が圧迫されるからだそうだ。

それを夜泣きのお世話の練習、と助産師さんは言っていた。

 

れんたろうが寝ているすきに

これ幸いと家事や用事や趣味をすませているので、

お昼寝もできない。

休みなよと言われても、もったいなくてできない。

 

ひどくなった寝不足に加え、ひどくなったいやいや、

それに引っ越しの後片付け、諸手続きの煩雑さ、

保育所に入れるのか・仕事と育児両立できるのかという不安などが

一気にのしかかってきて

ゆうべ夜ごはんを食べながら泣けてしかたなかった。

泣くとごはんは味がしなくなくなるなあと思った。

 

夫に「自分の好きなことをしろ」と言われ慰められた。

「俺に預けて外出したら」とも言われたけど、それはもう無理なような気がする。

「自分がいないとだめ」と最近思うようになったのだけど、

それは思い込みなんだろうか。

案外預けてみるとうまくいったりするんだろうか。

 

しんどいし、なんだか寂しい。そして不安だ。

1日がすぐに通り過ぎてしまう。

 

れんたろうが大きくなって手がかからんくなったら、

「ああ、あのころは毎日べったりでかわいかった」と思うのかな。

いや、保育所にいれたとたんにそう思うのかもしれない。

今はとてもぜいたくな時期なんかもしれない。

 

銀行で住所変更を行ってから、

ケーキ屋さんでモンブランといちじくタルトを買って帰った。

 

珈琲をいれて

ひとりで一週間お疲れさま会をした。

 

 

 

ケーキ

 

 

 

 

 

 

ケーキを1個だけ買うっていうのができない。

2個以上買わないといけない気がするのは私だけ?

 

いちじくタルトはまた明日食べよう。

 

 

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