音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

結婚式参列

つる

高校時代からの友人の結婚式。

朝、れんたろうと父と一緒に広島へ出発した。

 

式と披露宴、合計3、4時間程を、

個別に用意してもらった控え室で父に子守してもらう予定なのだけど、

うまくいくのか心配になって広島駅のドラッグストアで

赤ちゃん用ビスケットとお出かけ用離乳食を購入。

お茶も持ったし、昨日母に買ってもらったれんたろう用スマホ(おもちゃ)も持ったし…

あとは問題なく過ごしてくれるのを祈るばかり。

 

途中から合流した

若々しいおねえちゃんたちに興奮気味のれんたろう。

ほんまに女好きだなあ。

 

ゆり

 

 

 

 

 

 

ゆりの結婚式は仏前式だった。

お経を読んだり、数珠を交換したり。

つのかくしはレースで、百合の花が髪の毛に飾られているのが見えた。

とてもきれい。

 

つる

 

 

 

 

 

 

フラワーシャワーならぬ鶴シャワーを

新郎新婦にぱらぱら巻いた。

 

 

式が終わってれんたろうを見に行くと寝ていた。

父の股間に顔を突っ伏しているれんたろう。

「トイレに行きたいんじゃがのー」と言う父が不憫だったが、

披露宴が始まるので急いで戻る。

 

 

バスケ部

 

 

 

 

 

 

高校時代のバスケ部のみんな。

昔ファミレスやらロッテリアで集まって

「誰がいちばんに結婚するか」ランキングをよく作ったものだが、

ことごとくビリは私だった。

「ランちゃん遅そう~」と根拠のない差別をされ続けていた私だが

見事その場にいた全員をすっぱぬいて一番に結婚、一番に出産。

内心ほくそ笑んでいるが

謙虚なのでそんなことはおくびにも出さない。

 

頼まれていた友人代表のスピーチでは、

マイクの前に立ったとたん泣いてしまって自分でも驚いた。

それにしてもああ、緊張した。

 

 

父からメール。

「泣き止まない。1階にいる」

とのことで、新婦のお色直しのときに駆けつける。

れんたろう、泣きすぎて目が「3」になってる。

かわいそうに…。

すぐにおっぱいをあげると、ごっくごく飲む。

ビスケットは何枚か食べたみたいだけど、やっぱり離乳食はだめみたい。

満足したのか「きゃはー!」と笑い始めたので

父に再びバトンタッチ。

そのあいだ父はトイレに行っていた。我慢していたんだね。

 

 

無事結婚式終了。

疲労困憊の父。

 

 

 

 

 

 

 

でもこの日を乗り越えたふたりは

より親密な仲になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

お疲れ様でした。

 

ゆり、なおくん、末永くお幸せに!!

 

 

2024年11月のアーカイブ

これまでの連載