微力ながらクリスマス会の手伝い2012.12.21
近所の保育所でのクリスマス会。
園庭開放に遊びに来ているママたちグループからも出し物をするということで、
私はパネルシアターの黒子役を買って出る。
パネルシアターとはブラックライトを使用した人形劇みたいなもんなのだけど、
パネルシアターのパの字も知らずにほいほい手を挙げた私は、
その黒子役がピアノと同じくらい大役だということをやり始めてから知る。
そりゃみんな遠慮して立候補しないはずだと膝をうつ。
プレッシャーを感じこれまで練習に練習を重ねてきた。
ベビーカーを押しながらイメトレし、
「赤鼻のトナカイ」をぶつぶつ口ずさみながら顔は真剣。
異様だったと思う。
本番では、つつがなく終わって良かった。
子供たちは目を大きくして私の取り出すサンタやプレゼントを絵をじっと見ていた。
喜んでくれて何かいいことをしたような気分だ。
でもブラックライトに照らされて
私の黒いセーターに付着していた潜在的な毛玉がぎっしりと浮かび上がったのは盲点だった。
かなり恥ずかしかった。
れんたろうはそのあいだ保母さんに見てもらっていたのだけど、
暗いのが怖くなってようやく母のありがたみがわかったのか珍しく泣いていた。
客席にいる息子を迎えに行って抱っこして、
あとは園児さんたちのお歌を聴く。
園庭開放に遊びによく来るというパパがサンタさん役をやってくれて、
園児さんたちにプレゼントを配っていた。
園児たち、狂喜するかと思いきや、怖がっているのかびっくりしているのかぽかんとしている。
でも保父さんが「ほな、サンタさんに質問ある人ー」と言うと、
はいはいはーい!と元気に手を挙げるまでに回復。
「好きな食べ物は何ですか?」という質問に
サンタは「Fish and Chips」と答えていた。ばりばりの外人という設定らしい。
「みんな仲良くしてご飯もいっぱい食べて早寝早起きしておしっこやうんちをトイレでしたら、来年も来てくれる言うてはるでー!」と、英語なのをいいことにサンタの言葉を意訳する保父さん。毎日ご苦労さまです。
京都は通りが多いので、また来年も道を間違えずに来てもらうためにと、
京都の通り名の覚え歌をうたってあげていた。
みんな東西南北言えるのね、すごい。
れんたろうは歌に合わせて屈伸運動。
思ったよりも疲れたみたいで、
そのあとふたりで昼寝した。