音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

すんごく疲れている

蜀咏悄 2

ので、料理する元気がない。何でなんだろう。寝不足がとうとう満タンになったか。最近やたらとめがねがずれる。あとどのセーターにも毛玉がついている。ジーパンをはこうとしたらもれなく膝が出ている。全然自分周辺のメンテができていない。とっても気分が滅入る。

もういいや、晩御飯は冷凍しているトンカツと、冷蔵庫にある水菜にゴマドレかけて納豆つけて出そう。そうしよう。それでも立派な献立だ。と思いながらとんとんれんたろうを寝かしつけていたら、はっと気づいたときにはよだれを垂らして自分も寝ていた。電気がこうこうとついている。

そろそろ夫が帰ってくる、お味噌汁だけでも作らんといかん…と台所に立って時計を見るともう22時前。あれ?いつもは21時に帰ってくるのになぜ。

携帯を見ると「遅くなります」とのメールが。飲み会である。あのにくき、突如として入った飲み会である。晩御飯の準備などしていなかったけれど、一緒に食べようと待っていたので猛烈に立腹。空腹のなか、れんたろうに別個でごはんあげるのって正直とっても面倒くさいのだ。そもそもれんたろうは一人だけだと強要されているように感じるのかごはんを食べない。一緒に食べたいのは赤ん坊だっておんなじなんだ。

もともとからだがしんどいのもあり、私はキレた。十代のようにキレた。そしてごはんを食べずに寝た。お腹がきゅうきゅう鳴って眠れなかった。

やっと眠りかけたころ夫が帰ってきてまた目が覚めてしまいいらいら。うつらうつらしてたらなんかおいしげなものをむさぼる夢を見た。

れんたろうの夜泣きがひどい。5,6回は起こされる。

 

 

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