音読

たぶん週刊ランラン子育て帖

どもんらんってどんな人?

2012年の1月、音読編集部のもとに赤ん坊が生まれました。名前はれんたろう。「にゃあ」というなき声がチャームポイントの男の子。新米ママ土門、今日も子育てがんばります。

初zoo

蜀咏悄 4

現在、来月発刊予定の「音読」10号のインタビュー原稿を書いている。

今回は4人の方にインタビュー。

さすがにテープ起こしは手伝ってもらったものの、

制限内に文字数をまとめるのが大変。

どの方のお話もとてもおもしろかったので

どこもカットしたくないんだけど……

その取捨選択に頭を悩ましております。あぶぶ。

 

そんなこんなで〆切も近い!やばい!

だけど土日くらいは子供と遊ばねば!

というわけで、平日のふれあいの少なさを解消すべく、土曜の午前中は動物園へ。

 

蜀咏悄 1

 

 

 

 

 

 

はい。まずはトラ。

 

 

蜀咏悄 2

 

そして象。

 

蜀咏悄 3

 

「おおう…」と真剣に見つめるれんたろう。

動物園は初めてなので、表情がこわばっている。

でも大好きな象を生で見ることができ、やっぱり嬉しそう。

「うーさん…」

と、小さい声でつぶやくのが聴こえた。

(れんたろうは象さんをうーさんと呼んでいる)

 

 

蜀咏悄 4

 

なかなか象の檻の前から動こうとせず、

しまいには象に常駐していると思われる蝿にまとわりつかれるれんたろうと

それに巻き込まれる夫。

(私は避難していた)

 

ようやく象から離れ、猿だのマンドリルだのを見ながら歩いていると、

「うさぎとふれあいタイム」なる看板が見えた。

うさぎが好きな私はれんたろうとうさぎをぜひ触れあわせよう、

そして私もうさぎとぜひ触れあおうと嬉々としてその会場へ向かう。

 

しかし、れんたろうが足を止めて一歩も動かなくなった。

「ちょっとれんたろう!うさぎとのふれあいタイムが終わっちゃうんだけど何してんの!?」

とじゃっかんキレ気味に彼の視線の行く先を見ると、

そこにはトーマスがいた。

 

「マスー!マスー!」

まるで懐かしき旧友にでも呼びかけるかのように彼は「のりもの広場」へと走り、

もうそこから石のように動かなくなってしまった。

 

一回乗るのに200円。

うさぎとのふれあい無料、そしてプライスレス。

 

私は泣き叫ぶ彼を無理やりうさぎとのふれあい会場へとつれていったが、

愛らしいうさぎを見ても

「マスー!マスー!いやあああ」

とトーマスを求め続ける息子……

私はうさぎを一瞬だけ愛で、泣く泣くのりもの広場へ戻った。

 

 

蜀咏悄 5

 

で、200円払って乗った。

乗れるとは思ってなかったらしいれんたろう、

緊張で顔がこわばらせながらも「マスー……」とつぶやき続ける。

どんだけ好きなの?

 

 

蜀咏悄

 

そして次は「でんしゃ!」と言って汽車の前からも離れなくなったので、

今度は汽車に夫とふたりで乗車。

またも無表情だが、

ここでは「ぽっぽー…」と言っていたらしい。

 

そして降りたとたんに

「もっかい!もっかいいい」と泣き叫びえびぞりになるれんたろう。

はい想定内。

ここらへんまでくると、両親は悟りムードに入ってきます。

 

蜀咏悄 1 (2)

 

はいはい、じゃあ今度はママが乗せますよっと。

 

蜀咏悄 2 (2)

 

もちろん降りるときにまた号泣していたけど、

のりもの広場だけで1000円使った私たち、

入園料より高くなるやんけ!ということで、

なだめすかしてお昼ごはんにすることに。

 

蜀咏悄 3 (2)

 

ベンチに座ってお弁当を広げる。

泣きながらおにぎりをほおばるれんたろう。

でもピクニック気分でけっこう楽しそうではあった。

 

蜀咏悄 4 (2)

 

結局、

動物見るよりこういう遊具であそんでるほうが楽しい時期なんやな。

 

でも、これからもこういうところ行きたいな。

遊園地とか水族館とか。

いろんなものを見て、楽しい思い出をばんばん作っていこうと思った。

 

 

○ちなみに

 

それにしてもなんか髪の毛伸びたしなーと思ったので、

帰ってから文具ばさみでじょきじょき切ったら、

 

蜀咏悄 5 (2)

 

こんなんなっちゃった。

 

たまの人ですか?と思いました。

ごめんね!

 

 

 

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