全号の12号から1年3ヶ月…。大変大変お待たせいたしました。
音読13号「INDEPENDENT PUBLISHING IN PORTLAND AND KYOTO」、発刊いたしました!
作りながら迷いに迷い、過去最多の24ページ。いつもより少しずっしりしています。
今号の音読は、音楽とはあまり関係がありません。
フリーペーパーというひとつの出版媒体として、「出版」つまり「本づくり」に焦点を当てた号です。
京都とポートランドで生まれた「独立した出版」を取材しています。
ポートランドでは、
世界最大級の独立系書店「Powell’s City of Books」、オープンな出版工場「Independent Publishing Resource Center」、
出版社兼ショップを営む「Publication Studio」「Little Otsu」を取材。
京都では、原点回帰の出版社「ミシマ社」、
『わたしがカフェをはじめた日。』を生み出した、編集部でありやけに本の多いお土産屋でもある「ホホホ座」、
編集だけでなく本作りの全行程も自ら行う「しろうべえ書房」にインタビューさせていただきました。
これだけネットが普及した今、出版の意味って何でしょう?
この号を作りながら、その答えとなるひとつの核が見えたようが気がします。
書きたいことが多すぎて、いつもに増して思い切り文字文字しておりますが、
端から端まで読んでいただけたら幸いです。
出版に限らず、「何かをつくる人」すべてに届けたい一冊となりました。
取材させていただいた皆様、本当にありがとうございました!
また、ひそかに人気のある連載「どっちの映画ショー」では、ゲストにミュージシャンのYeYeさんをお迎えしております。
今回もゆるゆる土門と岩橋がおすすめ映画を紹介しておりますので、こちらもよろしくどうぞ。
本日より発送&配布作業をがりがりやっていきます!!
ぜひ皆様、街で見つけてお手にとってみてください。
土門蘭