2017.1.31
コーヒーとぜんざい
本当に今更ですが、新年明けましておめでとうございました。
色々と、そりゃあもう色々とあり、前回の更新から早三ヶ月経ったようです。
今年こそは、隔週、、とは言いませんが、月一での更新を目標に、けれどのんびりやっていきたいなあと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年は鏡餅なるものを玄関に飾って新年を迎えました。
家でお正月らしいことをしたのは大学一回の頃に実家から送られてきた越後製菓の真空パック鏡餅をブラウン管式のテレビデオの上に置いといた以来なんではないでしょうか。
その餅を食べた記憶はありませんが。
ブラウン管式のテレビデオ。
その響きになんとも言えない哀愁を感じる今日この頃ではありますが、
新しい年の新しい生活に眩しいばかりの希望を抱いて生きていこう、そういう気持ちの餅なのです。
年末からコーヒーを飲む機会が増えました。
壊れたと思っていたコーヒーミルがまだ使えることがわかったからです。
休みには冷凍庫に溜まってた豆を挽き、朝にはお店で挽いてもらった豆でコーヒーを飲みます。
新生活ではコーヒーを淹れるのは大体ぼくの役目です。
そうこうしているうちに鏡開きの日になり、
玄関に飾っていた餅を小さく割りました。
餅は缶詰の小豆と少なめの砂糖でぜんざいになり、少なめといってもそれでも甘いのでいただいたばかりの新しいカップでコーヒーを淹れて飲みました。
ぜんざいとコーヒーは同じ茶色い液体で、遠めにはあまり変わりませんでした。
餅が入っていることを除いては。
今日は結婚祝いのお返しにコーヒー豆を買いました。
前に飲ませてもらって美味しかった直火式のエスプレッソメーカーで使えるよう深煎りのタンザニアを極細に挽いてもらいました。
ついでに、といいわけをして少なくなってきていた朝用の豆を挽いてもらいました。
どちらかというと朝は深めで目を覚ますようなものを選んでいましたが、
華やかなものをとお願いして選んでもらったエチオピア。
焙煎は浅めで、少し紅茶やハイビスカスの花のような匂いがしました。
特になんてことはないことばかり書きましたが、新しい暮らしは目まぐるしく、物凄いスピードで過ぎていきます。
それでもコーヒーとぜんざいがある食卓のことを忘れず、のんびりとした気持ちでやっていきたい、そんな風に考えています。
ということで、プロフィールは既婚に修正したいと思います。
- No.1
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ONEMAN/蓮沼執太フィル
なんだか希望に溢れる朝のような曲で、それはラジオ体操のテーマよりもずっと広い大空を仰いでいるような気持ちになるのです。コーヒーください。
- No.2
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ミルク/LUCKY TAPES
コーヒーにミルクを入れるのはこどものすることだとわざとらしくブラックばかり飲んでるより、ときどきはクリームぜんざいなんてのもよい。
- No.3
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Jackson Cannery/Ben Folds Five
歌詞の意味は全くわからないが、ピアノから始まるイントロがなんか意外でよかった。
- No.4
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健康/奥田民生
ドラムと民生のボーカルが中心の上質なロックという感じ。音の数が少ないのがいい。
- No.5
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White Weenend/オノマトペ大臣 & ナオヒロック
小鳥のさえずりから始まるスロウなラップ。週末、寝ぼけ眼のボヤけた世界から抜け出すためにコーヒーを飲みたくなる曲。
- No.6
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君は天然色/LONG VACATION
コーヒーは熱帯の植物なので、南国風の音楽が合う気がします。でも、なぜかぜんざいを感じさせる曲。 サビの盛り上がりは若干ボリュームを下げたくなるほど、気合い入ってます。
- No.7
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ゆううつ/ブレッド&バター
ピンク・シャドウが絶対的にオシャレなシティポップだとすれば、こちらは少しまぬけな曲調で、すこし細野さん感がある。どちらかといえばぜんざい寄りの曲。
- No.8
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ランデブー/Little Tempo
南国でゆったり過ごしている気分で、ただボヤーっとしていられることができればいいのだ。気分で十分なのだ。
- No.9
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お犬様/レキシ Feat. 尼ンダ
ぜんざい曲。 ほっこりするという言葉はこういうときに使いたい。にじみの特典についてたハッとしてグッドにも感じるんだけど。
- No.10
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Un Lieu de Rencontre/Marilou
直球のフレンチポップスという感じ。たまこまーけっとの劇中歌コンピより。 たまこまーけっといいよね。
- No.11
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every day/bo en
カフェインが効いてくるのは1時間後だと聞いたので、コーヒー飲んですぐ眠気がとれるのはプラシーボ。 そんな曲。
- No.12
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Magic Hour/Special Favorite Music
照れるほど直球のバンド名。高橋由季のイラストがジャケットを手がける。 デビューシングルのDribbleのバスケ下手さにばかり目がいきますが、音楽は素敵です。
- No.13
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ベガ/キセル
キセルの和のテイストはぜんざいにも合うような、京都のコーヒーにも合うような。六曜社のマッチ箱の柄を思いだす。
- No.14
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坂道/くるり
アコースティックギターのゆるいアルペジオ。 ゆったり流れる時間にちょうどいい。
- No.15
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Good Life(passcode ver.)/cero
コーヒーの豆を挽くことと、レコードで音楽をかけることはぼくの中で少し似ていて、それはこの曲のように誰かの暮らしぶりに呼応する丁寧な態度だと思うのです。