2017.3.31
春の
いつの間にか冬は行ってしまった。たぶん、今、春。
この、いつの間にか、というのが厄介だ。
空調の効いたオフィスを出ることはほとんどなく、朝の天気予報で日中は暖かいことと冬の寒さがもどってくることを知る毎日。
今日は冬の寒さが戻ってきたはずだ。
日中がどちらだったにしても通勤する朝晩は寒いままだ。
それでも今が季節の変わり目であることは感じとれる。
どちらかというと寒がりなのでまだまだダウンを着ていたい。
が、薄手のコートで通勤する人を見ると春がきているのだなと思う。
この人はもうダウンをクリーニングに出してしまっただろうか。
明日、大陸から強い寒気が流れ込んだらどうするんだ、となんとなく他人の衣替えのことまで心配しはじめる。
と同時にこの言葉を思い出す。
「オシャレは我慢」
さらにこの言葉が追いかけてくる。
「愛はオシャレじゃない」
二つの言葉がものすごい狭いトラックをくるくる追いかけっこする映像が頭に浮かぶ。
そのうち木下大サーカスの演目にありそうな球体の中でバイクが回転しながら交錯するあんな感じに言葉が脳内を駆け巡る。
駆け巡り駆け巡り駆け巡り木下大サーカスのホワイトタイガーがカルピスバターになりそうになったそのとき、答えが導かれる。
「我慢はオシャレじゃない」
素晴らしい。
完全に求めている方向に寄せた正解が出ている。
よく知らないけど日中暖かくなっているはず。
我慢なんてしてないで誰かを誘って、
全部春の陽気のせいにして、
楽しい日中をお過ごしください。
それって最高にオシャレじゃないですか。
それでは今日もいってらっしゃい!
—今日の放送で卒業のNHK朝のお天気キャスター伊藤さんに愛と敬意を込めて
- No.1
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くしゃみ -Album Version-/ともさかりえ
春らしいと思っていたら離婚したともさかりえの鼻がむずむずするような声が聞こえる
- No.2
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イッツ マイ ソウル/関ジャニ∞
出会いは突然。春らしい恋のはじまりがあってもいいかもしれない。
- No.3
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NEW SOUL -2017 MIX-/Nona Reeves
片桐仁の声ばかり気になるコーラスと風貌から想像着かない声、いや逆に声から想像着かない風貌。歌声が素敵すぎるせい。
- No.4
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WHOLE WORLD HAPPY/EGO-WRAPPIN'
春は人を幸せにするのに十分な季節であると思う。
- No.5
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ラブリー/小沢健二
春がやってきた、オザケンが帰ってきた。新曲があまり響かなかったのはなぜだろう。変わったのはどっちだろう。
- No.6
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春 Hello!/□□□
春にもあなたにもハロー!爽やかなコーラスが春の木漏れ日とそよ風を思わせる。
- No.7
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ロマンチック/土岐麻子
恋が始まることを春がくるというのいいよね、ロマンチックだよね。
- No.8
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コズミック・シーのランチタイム/Carnation
春の雨の中をゆるりとあてもなくどこかへ出かけたくなる
- No.9
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巡り星/Steruss
こちらも出かけたくなる1曲。
- No.10
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ジャスタジスイ/DJみそしるとMCごはん
中華鍋を買ったからといってすぐにパラパラの炒飯ができるわけではない、けれど自炊の道を進むのだ。
- No.11
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有名な映画のようにラブリーな恋がしたい/Sugar's Campaign
夢見がちな時期に夢みたいな出会いを夢見るのは仕方ないので
- No.12
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桃色片想い/松浦亜弥
久しぶりに聞いたあややの曲でピンク色の春爛漫が気持ちをよみがえる
- No.13
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More & More/RIP SLYME
ワクワクするところへ行ってワクワクする歌を聴けばワクワクすることが起こって…。
- No.14
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すてきなメゾン/tofubeats Feat. 玉城ティナ
早く帰りたいなと思える素敵なうちで始める新生活
- No.15
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ふわふわ時間 (Cassette Mix)/放課後ティータイム (豊崎愛生, 日笠陽子, 佐藤聡美, 寿美菜子, 竹達彩奈)
春のアニソン枠。