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俺のFavoriteTunes

どもんらんってどんな人?

音楽が生活をスムーズにしてくれる。
皿洗いや月曜日の出勤だってきっとスムーズにしてくれる。
芸能人と結婚したら「会社員の一般男性」と紹介される俺が、生活の様々なシーンに合わせて選んだお気に入りの曲をコンピレーションアルバムとして紹介します。
普段は一人称「俺」ではないし、芸能人と結婚する予定もないですが。

夏の終わりは夢の終わり

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甲子園が終わると、急に日が暮れるのが早くなり、朝夕が涼しくなった。

暑いと涼しいを比べると涼しいがいいに決まってるんだけど、どこか寂しく思う。

 

今年の甲子園は広島県代表の広陵が決勝戦まで残り、ここ何年かで最も試合の動向を気にしながら会社でパソコンに向かった。

広島県全体がそんな空気になっていたようで、前日の準決勝では昼休み明け、たまたまエレベーターが一緒になった女性が広陵の勝ちを伝えてくれた。

「広陵、勝ちましたよ。誰かに言いたくて。」と、はにかんでいた。

そしてその翌日の18時、ケータイのニュースを見ると広陵は大差で負けていた。会社では、花咲徳栄をとくえいと読む人さえケータイを見て残念がった。

 

高校球児にとってだけでなく、夏の終わりは夢の終わりだ。

ひたすらテレビの前で甲子園を見続けていられた学生時代にはもう戻れない。

甲子園を見るともう夏が終わるという寂しさがパブロフの犬のように押し寄せる。

夏が終わるというよりは、夏休みが終わるだ。

 

夏休みはやっぱり短い。

が、ゴールデンウィーク以来待ちわびる、働くための希望となる長期休暇。

夢のような日々だ。

 

それなのに、大人になると出てくる悪いくせか、始まる前から終わりを憂うようになってしまって困る。

植物は枯れてしまうし、ペットは死んでしまう。だから育てない。

どうせ別れるから付き合わない。

朝がくるから眠らない。

みたいな。

それでも、どうやったって眠ってしまうし、眠れば夢を見るし、その夢からもまたすぐに覚める。

 

ときには大人であることなんか忘れて夢から覚めても、また眠ればいい。

音楽が鳴り止んだら、またかければいい。

眠れば眠るだけ新たな夢に近づける。

我々にとっては、さしづめ今年は短めのシルバーウィークか、はたまた、正月休みか。

その休みも結局すぐに終わっちゃうんだろうなと憂いつつ、何はともあれ、夢見て待つわけで。

 

ということでそれまでおやすみなさい、よい夢を。

なんつって。まだ寝ません。

No.1
Namasté/Beastie Boys

夢の世界へこんにちは。インドからこんにちは。

No.2
SLOW DOWN/向井太一

ショーケースイベントをスペシャだか、MTVだかでやっててかっこよくて即iTunesで落としたりできる未来がきてよかった。

No.3
CITI/ぼくのりりっくのぼうよみ

ニコニコ世代からのラッパー。これがラップなのかはわからない。

No.4
ユメマカセ (feat. Yojiro Noda)/SOIL&"PIMP"SESSIONS feat. Yojiro Noda

ハロー張りネズミの主題歌は、以上にかっこよくてエンドロールをよく見たら、こんなコラボあるんだと驚いた。ドラマ自体はそうでもないところがまた。

No.5
Motion/SLik d & PUNPEE

異国のビート感がそれはそれで夢の世界のような気がする。

No.6
dream/dj newtown

後もうひとがんばりできっと夢は叶うよ

No.7
壊れかけの.../スチャダラパー Feat. bird

夢の中を漂うようなトラック。ただ電車に乗ってるだけのリリック。

No.8
ブルーの構図のブルース/小沢健二

幾億と重なる昼と夜。クラシックなジャズって感じの

No.9
Ceremony/Special Favorite Music

好きなタイプのドラムだったもので、シンバル多くて。

No.10
ひみつのみつ/杏窪彌(アンアミン)

つい口ずさんでしまう眠たい朝の歌。起きたくない起きたくない学校なんかに行きたくない♪

No.11
眠りの森/冨田ラボ Feat. ハナレグミ

この曲の眠れる森の美女の愛しさったらない。愛しみの愛しさったらないのだ。

No.12
機嫌なおしておくれよ/奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

日本を代表するボーカリストつながりで。

No.13
さよならは夜明けの夢に/MOONRIDERS

エンディングテーマはこんな曲。夢から覚める夢。

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