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俺のFavoriteTunes

どもんらんってどんな人?

音楽が生活をスムーズにしてくれる。
皿洗いや月曜日の出勤だってきっとスムーズにしてくれる。
芸能人と結婚したら「会社員の一般男性」と紹介される俺が、生活の様々なシーンに合わせて選んだお気に入りの曲をコンピレーションアルバムとして紹介します。
普段は一人称「俺」ではないし、芸能人と結婚する予定もないですが。

蒼井優の結婚

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先日、蒼井優が結婚したと聞いて、意外な程にショックを受けた自分がいたのでこれはどういうことだろうと考えてみているところだ。

 

確かにぼくは蒼井優が好きだった。大学生の頃の話だ。

どうして好きになったのかは覚えていない。

 

古い作品では、リアルタイムではなくレンタルして見た全体的に救われない『リリイ・シュシュのすべて』。

その中で、特別救われない彼女の役柄は苦々しく、一度見たきりもう二度と見ないと誓い、実行しているが、こうして未だに記憶としてへばりついている。

『花とアリス』の雨の中カッパを着て踊るシーンが好きだ。

『タイガー&ドラゴン』のダサい服屋の販売員としての竜二との「おい、ブス!」から始まるやりとりは恋以上の何かを感じた。

『トラベル・サンド』と『ダンデライオン』という写真集はまだ実家にあるだろうか。

『トラベル・サンド』で乗っていたサックスブルーの車がなんだったか思い出せないけれど、きっとアメリカ的なフォードかなんかのステーションワゴンだったが、それへの憧れは未だに持っていて、大体のところへ自転車で行けて、駐車場代がバカ高いエリアでの今の暮らしをやめることになれば、いずれはそんな車に乗ってみたいなどと思っている。

『ダンデライオン』ではシベリア鉄道での移動で、23日洗っていないしっとりした髪が好きだというようなことを言っていて、そこはわりと同感だなぁと思いつつ、エチケットとして毎日髪を洗っていたりする。

何よりも、高橋ヨーコの写真が、その空気感や色がとても好きになった写真集だった。

『人のセックスを笑うな』、『百万円と苦虫女』、『おとうと』くらいまでが蒼井優のために見ていた映画だろうか。

その後はほとんど映画館で映画を見ていない。御祝儀として奥田民生になりたいボーイを見たのが最後かもしれない。

あとは雑誌の切り抜きがクリアファイルに挟んであって、たぶんFRaUだったと思うんだけど、それを処分する前に撮った写真がまだパソコンに残っていた。

これを彼女だと偽って人に見せたことがあるけど、そのことは反省している。

 

とはいえ、

過去の話で、今好きな芸能人はと聞かれれば、そうね、満島ひかりかななんて言ったりするでしょう。

それなのに、この「蒼井優結婚、そのお相手は南海キャンディーズの山ちゃん」という事実を知った時のショック。喪失感。これはなんだったんでしょう。

男は、元カノがずっと自分のことを好きと思っている的な精神でしょうか。

一度、彼女のフリをし(て、携帯の写真を友人に見せ)たくらいで本当の恋人面しないでくれよ。

書いてみるととんでもなく危ないストーカー的な思想になっていて、そのうち本当の元カノだと思い込んだ挙句、包丁を持って、なんで俺じゃダメなんだ、何が気に入らないんだ、なんで山ちゃんを選んだんだ、と押しかけそうな勢いの言葉だった。

蒼井優的には、気にいるも気に入らないも初対面なんですけど、と思うしかない通り魔的緊急事態だ。

 

そうそう、

緊急事態といえば、結婚会見で過去の恋愛遍歴について質問されたとき、山ちゃんの回答を聞きながら、蒼井優は目を潤ませていた。

それだけでもうよかったなぁと思ったものだ。

山ちゃんを選んで正解だなぁと。

 

ということで

何処の馬の骨かはわからんでしょうが、

その結婚、許します!

 

 

曲はなんとなく蒼井優のことをイメージしながら選びました。

No.1
香港Blues/細野晴臣
No.2
魔女っ子メグちゃん/アンジュルム
No.3
薔薇とローズ/さかいゆう
No.4
bye bye/藤原さくら
No.5
ナタリー/さよならポニーテール
No.6
LOVEずっきゅん/相対性理論
No.7
微熱/スネオヘアー
No.8
最近のぼくら/アナログフィッシュ
No.9
食卓の太刀魚/蔡忠浩
No.10
Little thing/環ROY
No.11
たびゆけばあたる/奥田民生
No.12
愛してます/PSG
No.13
Stars In Your Eyes/Kan Sano
No.14
バイ・バイ・ジェット/いしだあゆみ & ティン・パン・アレイ・ファミリー

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