先日「Lazy Day Music」というテーマでふかいくんが記事を書いてくれた。

 

http://www.otoyomi.com/orefav/200215/

文学的にラーメンを食べるだけの回だ。

 

最後の一文。

「頑張れなかったな」

「頑張ってるさ」

ぼくはこれを誤って解釈し「気怠い」ではなく「怠惰な」日について考えた。

英語としては、どちらも「lazy」だ。

 

外出もせず何もしない1日を過ごす。

これを罪の意識を持ちつつ、酷く甘美なものとして享受する。

一度覚えればやめられないが、背徳感もいずれは薄れていく。

 

今は新型コロナの影響で、外出の自粛が要請されている。

外出しないことの罪悪感が全くなく、むしろ肯定感がある。

コロナが鎮静化したあとも外出しない（出来ない）人を作り出す引金になるかもしれない。

 

ぼくはと言えば、

転勤で熊本に来て一週間、何もせずに過ごすなんて日はなく、新しい家への適応に必死だった。

簡単に言えば引越しの片付けと近隣の散策。

会社と家の間にTSUTAYAがあったので、今後はそこで音源を探すことになりそうだ。

今までのフタバ図書よりも狭いが、旧作の選定は面白い気がしている。あと10枚千円は安い。

 

熊本着任早々、というか転勤が決まる前から予定していた広島での仕事が土曜日と月曜日にあったので、ホテルと迷って実家に帰った。

日曜日、どこかにいくか迷ったが、そのまま実家で過ごした。

朝早く目が覚めたが、リビングのソファで二度寝して、このブログをやろうとしたが、WOWOWか何かでアイアンマンが始まって、見ていたらまた眠ってしまった。

 

頑張れなかったな。

そういう日があったっていい。いや、むしろなくてはならない。

そういう頑張れなかった日にどんな音楽を聴くのだろう。そういうテーマでの選曲をしようと思う。

 

そうこうしているうちに4月を迎えてしまった。

頑張れなかったな。

頑張ってるさ。

今。