2016.7.21
夏(1)
夏になり、いつにもまして思うことがある。
前置きとして、とても健全な、夏休みの自由研究的な好奇心であることを先に書いておきたい。
夏休みの自由研究。
とは言ったものの何をしたかが、全く思い出せない。
欠片も。
そもそも、夏休みの自由研究への興味も、研究対象への好奇心、探究心のようなものも一切なく、やらないでいいならやらないし、やらないといけなくてもやらなかったりした。
で、
夏休みの自由研究的な好奇心で、この健全な思いを書きたい。
私は今、広島に住んでいる。
広島といえば、プロ野球セリーグを独走しているカープ、そばとキャベツでボリュームたっぷりのお好み焼き、安芸の宮島、そして平和都市としてヒロシマとその象徴である原爆ドームが有名で、
特に後者2つについては世界的な観光スポットとなっている。
街を歩いていても、いろいろな国から来たであろう大きな荷物の外国人とすれ違う。
前々から思っていることは、彼らは皆薄着であるということだ。
ダウンジャケットを着て猫背で伏し目がちな我々を横目に、Tシャツに70リットル以上のリュックを背負って颯爽と観光地へ歩いていく。
寒くないのか、と気もそぞろにちらりと顔をあげるが、視覚的に得る寒さに耐えられず、また元の姿勢に戻る。
夏になれば、我々もそう猫背ではない。
当然我々だって薄着になり颯爽と歩き、外国人とすれ違う。
そのとき彼らがより薄着になっているということはない。
だいぶ前置きが長くなったが、
私が健全な思いで見ているのは、颯爽とすれ違うときの外国人女性である。
というか、その女性の上半身とその動き、
俗っぽくいうとおっぱいの揺れだ。
我ながら健全すぎる。
何が言いたいかというと、
外国のブラジャーはなぜあれほど軟弱なのか。
いや、ていうかブラジャーつけてんのか。
そう問いたい。
生まれてこのかたブラジャーをつける機会には恵まれなかったので、つけごこちというのは見当もつかないが、
ブラジャーとは、枕詞がやわらかいでおなじみのおっぱいを成型し、保護する役割を果たすもので、
男性の意見としては、非常に堅牢で盤石、頑丈、まあ、憎たらしい存在なわけ。
いくらかわいかろうが。
ところが、外国人の女の人は結構な割合で防御力が低い。
よく言えば自由で、型にはまっていない。
悪くは言うつもりはない。
頓着がないのか、ワコールがないのかわからないし、噂に聞くかわいいブラはサイズがないみたいなことかもしれないが、
とにかくつけているブラらしきものは、軟弱で乳を支える気がない。
日本のすごいところといえば、災害時にも礼儀正しくレジに並ぶ、水道水が飲める、ブラの支えが強いということで、
こぞってみんながブラを買いに、爆買いに来たりしないだろうか。
したからって何があるわけじゃないけれど。
ところで、人との距離の縮め方として、呼び名があると思う。
いや、思うんすよ。
で、
今回、文章のなかで、ブラジャーからブラと呼び方を変えてブラとの距離を急接近させてみたんどけど、
近づいてみるとやっぱちがうなっていうか、
ブラのいないところで話そうかみたいな気持ちになるよね。
まあブラにも会えたら、それはそれで嬉しいんだけどさ。
でも、
「いつかは昼間に会いたいね」
みたいな欲が出てしまう。
ていうか、
なんでこんなこと考えてて、さらにそれをこんなとこで発表してんのか。
やっぱ、それはあれだ!夏のせい。
- No.1
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Highway To The Beach/HALCALI
- No.2
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ワイルド・サマー / ビートでゴーゴー/Flipper's Guitar
- No.3
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チュッ! 夏パ~ティ/三人祭
ハロプロのまぜこぜユニット。健全な中高生の憧れの歌だったはず。 中高年と予測変換が出てきて、図らずもほろりとしました。
- No.4
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オアシス/ハナレグミ
PVも含めて楽しい夏に期待が高まる曲。この夏、リア充しましょう。
- No.5
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夏だぜジョニー/私立恵比寿中学
イントロからド迫力のアイドル夏曲。ホーン隊のいる前曲からのつながりも含めてナツさが伝わってくる一曲。
- No.6
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S.S.W (スーパーサマーウィークエンダー) ~ Sweet Suburbia Mix ~/ザ・なつやすみバンド
変わって、夏にある涼しさを寄せ集めたようなさわやかな曲。まるでお中元でもらったカルピスのよう。
- No.7
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甲州街道はもう夏なのさ/ランタンパレード
cero主催のfes、traffic(東京)に出演が決まっているランタンパレード。自分の中で夏のはじまりを告げる曲
- No.8
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レインボー・シー・ライン/吉田美奈子
声がすき。日本を代表する女性ボーカリストといってもいいのではないかと。 名前だけ見ると、学年に1人いそうな感じだけど。
- No.9
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summer time/ZOMBIE-CHANG
浮遊感のなかにあるキツ目のビートがかっこいい。蝉の声も、あまりにも夏。
- No.10
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SOUMATOU feat. イルリメ/Chabe
盆の灯籠の色付きの光とそのそばで揺れる影のイメージ。浮遊感つながりで。広島の誇るミュージシャン・キュレーターの珍しいソロ活動。
- No.11
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Seaside/ikkubaru
インドネシアのバンドというだけで特別な存在感なのに、心地よいシティポップなんて鳴らすから余計に気になってしまう。
- No.12
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アトムの子/山下達郎
山下達郎のいろいろな夏の曲があるなかでドラムのビートが夏っぽい。
- No.13
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tonight!!(ときめきのLatindisco Remix)/Okadada
うわさに聞くオカダダに初めて触れた曲。DJうますぎて、聞いた女子は皆妊娠するとのこと。
- No.14
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タオル→音楽力 (Long Ver. MIX)/CRAZY KEN BAND
タイトルは読めもしないが、初めて聞いたときから好きな曲。大体の男子はタオルのネップが好きさ。
- No.15
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肉体関係 Part2/RHYMESTER Feat. CRAZY KEN BAND
夏。 ここまでの曲はこの曲へ至るまでの前置きに過ぎないの、夏の恋(字余り)