2016.10.31
私的なあなたに
公私ともにバタバタしている、ということをいいわけにしていいとは思わないが、
俺favは9月の更新ができなかった。
実は9月は始まってから1年の記念であるにも関わらず。
そして10月も終わる今日とにかく書かなきゃという思いで今に至る。
この公私とものバタバタについては追って語りたいと思うが、音楽を聴く時間もとれていないし、新しい音楽にも出会えていない。
たいへん楽しみにしていたcero主催の音楽イベントtraffic”osaka”も土壇場でキャンセルとなり、見知らぬ人にチケットを譲った。
それにしても
公私ともに、とか言ってても、お前の「公」の部分ってなんだよと思う。お前って自分だけど。
仕事もプライベートもって意味ではあるのだけど、別に公人じゃないし、すべて「私」的なことだろうと。
ということで、これからはというかこれからも私的なことばかり書き連ねていこうと思う。
テレビを見ないをモットーに暮らして久しいが、盆に実家で見たトト姉ちゃんは商品試験という企画を思いつくあたりで、そこからどハマりして毎日BS、地上派と2回見ていた。うまくいけば、夜も含めて3回見ていた。
星野さんとの再会に胸をときめかせ(再会と言いつつ、途中から見たぼくは初めて会った)、以前希望していた今は望まない転勤という別れに胸を痛めた。
悪徳メーカーアカバネや意地悪な新聞記者(後の公開商品試験の際、単に真面目なジャーナリストだとわかるのでとても良い印象にかわる)にも負けず、市民に寄り添う「あなたの暮らし」をつくりつづけ、よっちゃんを嫁に出し、大きな家を建て、姪のたまきが入社して、、
終盤近くのせいか、めまぐるしい時間の経過、状況の変化に戸惑いつつも、朝ドラというNHKの積み上げてきたものの生活における価値と効果を改めて実感した。
今は、再放送のごちそうさんとファミリア創業の物語、べっぴんさんを欠かさず見ている。通勤は自然とミスチルを口ずさむことになり、ハミングだった歌詞も少しずつ覚えてきているが、相変わらず詰め込まれた歌詞のあたりで何言ってるかわかんないところもある。
べっぴんさんの主役はすみれお嬢様と呼ばれている。
戦争により家も会社も焼けてしまったが、バラックで女中頭きよとすみれの娘さくらと3人でくらしている。
ここで疑問なのは、戦争により地位も名誉も失ったすみれの家(坂東家)の女中との関係である。
おそらく無給状態でともにくらし、すみれ外出中はさくらの世話をしている。
食料の現物支給という考え方もできるがこれはもはや家族という関係なのだと思う。
早くに母を亡くしたすみれにとっては乳母ともいえるのだろうけど、その金銭なしの主従関係がいまいちよくわからない。そういう時代ということなのどろうか。
そもそも女中なんていたことないから時代にかかわらずよくわからないのだけど。
うちの母親も、まだわからないけどと前置きしてではあるが金持ちの話は共感できない、と一蹴していた。
それでも、朝ドラヒロインのまばゆさというのは、見ているだけで心の栄養になる。
そして彼女たちには公私が存在し、忙しいなかでも「私」の方も充実してほしいものだ、と父親のような心で画面上に輝く「公」の姿を眺めている。
久しぶりに書きましたが、家のインターネットが不調のため、選曲は復活しだい載せます。
今回は画面で輝く女優の歌のみで構成しました。
- No.1
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ソラニン/宮崎あおい
同名映画の劇中歌。死んだ彼氏の作った歌を宮崎あおい演じる芽衣子さんが歌うもの。実際は原作マンガ作者浅野いにお作詞、作曲はアジカン後藤正文。アジカンは同曲をセルフカバー(カバーというのか元ネタというのか)し、エンディングテーマとなっている。
- No.2
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サンキュー。/大原櫻子
「カノジョは嘘を愛しすぎてる」劇中歌でデビュー後、本人名義でのデビューCD。作詞作曲亀田誠治という恵まれた存在。のびやかな歌声がいい。
- No.3
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下北以上 原宿未満/上戸彩
いちばんはまった金八は鶴本直の代だと思います。 マニアックな回答を求められているばずの渋谷直角がいちばんオススメのアイドル・女優として上戸彩をあげたあの頃、ぼくらはサブカルを生きてたんだな。
- No.4
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エスカレーション/ともさかりえ
いまだに金田一少年の事件簿のみゆき役がはまっていた女優No. 1が更新されない。たぶん作詞は秋元康だとずっと思っている(未確認)カプチーノも名曲。
- No.5
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サイダー/北乃きい
歌ってることに驚いた。それよりもアルバム通してダサいことに驚いた。けど、avex。字余り。 歌うまいんだけど、音が古くさい。残念。
- No.6
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セーラー服と機関銃/星泉(長澤まさみ)
リメイク版ドラマの主人公を演じた長澤まさみが歌うセーラー服と機関銃。高校生の出せない色気の歌詞だなと、それは薬師丸ひろ子でもそうなんだけど。いつの日にか僕のことを思い出すがいい。
- No.7
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風のプリズム/広末涼子
広末といえば、MajiでKoiする5秒前、大スキの2曲が浮かんでしまうので、その次、3曲目のシングルを。若さを感じるバラードです。
- No.8
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明日、春が来たら/松たか子
歌う女優のなかでもずっと好きな人。 この歌を聞くとき、いつも「永遠の前の日」と、「明日、春が来たら」という世界の季節について考える。
- No.9
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逢いびきの森で/中谷美紀
あの坂本教授も認める歌声で、ケイゾクのテーマ曲を歌っていたが、これはもうじき来広予定の小西康陽提供曲。だったような。。
- No.10
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glitter/柴咲コウ
今最も歌手業を本気でやっている女優。カバー曲集を出したり、ツアーを行うことからも伺える。
- No.11
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流れ星/内田有紀
実はよく選曲の候補にあがっている内田有紀は、バラードやポップな曲の振れ幅があり、聞いてて選びがいがある。
- No.12
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飛行機雲/綾瀬はるか
歌、出してたんだ!と意外に思った一曲。 PVもあってとてもかわいかった。 広島出身で同じ年なので勝手に親近感を感じるし、
- No.13
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泣かないぞェ/鈴木蘭々
女優とカテゴライズするか最も迷った人。実家でたまたまかけてた2時間ドラマに出てたのと、ウィキペディアの職業に女優と書かれてたことが決め手。 作曲はあの筒美京平!
- No.14
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heavenly days/新垣結衣
ガッキーが飼っているトカゲのイラストをアルバムジャケットにしたかなりサイケなCD。初回盤のみ。 今なら凄い価値なんじゃないかと思ったらBOOKOFFで5円で売れた。
- No.15
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僕の右手/パーランマウム
映画「リンダリンダリンダ」サントラより、劇中のバンド。ボーカルは韓国人留学生役のペ・ドゥナ。香椎由宇、前田亜希も楽器演奏をつとめる。