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俺のFavoriteTunes

どもんらんってどんな人?

音楽が生活をスムーズにしてくれる。
皿洗いや月曜日の出勤だってきっとスムーズにしてくれる。
芸能人と結婚したら「会社員の一般男性」と紹介される俺が、生活の様々なシーンに合わせて選んだお気に入りの曲をコンピレーションアルバムとして紹介します。
普段は一人称「俺」ではないし、芸能人と結婚する予定もないですが。

さくらはさくらだ

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日本人の桜に対する思い入れについて考える。

 

ふと、「最高の離婚」のワンシーンが浮かんだ。
目黒川沿いの桜を見ながら瑛太演じる光生は言った。
僕、桜嫌いなんですよね、全部東京湾に流れて沈んでしまえばいい。なんて言うと犯罪者よばわりされてしまうんですけど。

 

奇しくも、この文章を書いているのは3月11日で、このドラマの主人公たちが出会った日でもある。出会ったというか、恋が始まったというか。
出入り業者と派遣社員の受付嬢という顔見知りの二人が東日本大震災の影響で帰宅困難者となってその場に居合わせたことで初めて話したというのが馴れ初めなので。

 

まあ、僕自身、光生ほどではないが、ひねくれている方だという自覚はある。

とはいえ、桜が嫌いだなんて思ったことはない。

 

ここまで書いて放置している間に、桜は満開となっていた。

なんとなくだけど、今年は早めに咲き出して、暖かさも相まって、一気に満開になったという印象だ。

そう、サボっていたわけではなく、桜が咲くのが早すぎたのだ。

花盛りの桜を見かけるとついついケータイを出して、周囲を見回す。

誰もいなくてもどことなく照れくさくってケータイをポケットにしまう。

この辺が僕のひねくれているところだ。
そうしていると横から浪人生みたいな若者が歩いてきて、パシャっと写真を撮って通り過ぎていった。

通勤中、近くの神社の桜を遠巻きに眺めて歩いていると、会社のお局様が桜を見上げて写真を撮っていった。

桜の魔力は浪人生にだって、仕事中に寝てるという噂のお局様にだって届くのである。

 

そんな僕も先日仕事中に通りかかった公園で見かけた桜を写真にとった。

今回それをトップ画像に使った。すごくないですか。

一本の木でありながらこぼれんばかりの花をつけたその桜には、たわわという表現がしっくりきた。

その下では親子連れでお花見をしていた。

 

桜を見るときの気持ちは本当に清らかだ。

そして新しい生活への期待をうきうきと高める。

一方で別れの季節でもあり、その散りゆく姿に寂しさを重ねたりする。

卒業してから会っていない友人たちは今何をしているんだろうか。

そもそもそれって友達なんだろうか。

それでも、未来への思いが勝るから春は素晴らしい。

 

たぶん日本人の多くが春のそんな気持ちを桜で感じるのだろうなと思うわけで、

2月から選曲が済んでいたのに、こんな結果に。。

No.1
a girl runs/YeYe

軽快なスネアから始まる曲は春への期待感を高めてくれるし、どこか儚さも感じさせる歌声はまさに桜のよう

No.2
Man&Woman/MY LITTLE LOVER

アイガッタサムシンニュー。そんな新生活は桜とスタートだ、新しい恋も。

No.3
sayonara complex/CHAI

最近、ぐいぐい売れてる感じがするチャーミングな4人組。ステレオタイプ的なかわいさを捨てるとなぜかかわいくなれるという逆説的なバンド。

No.4
アラーム~未成年清純異性交遊♡ver.セーラー服を脱がさないでエクスペリエンス~(たいやきあんどゆいつ)/まやかしプラスチック

新しい生活にありがちなアラーム鳴った鳴らんかった問題をいかにもな歌声で

No.5
ジョンQ/相対性理論

エイプリルフールなんて歌詞が出てくるから春のうたかと思うけど嘘つきの歌

No.6
キャプテンは君だ!/Tomato n' Pine

新キャプテンの任命なんてなんか春っぽいって思ったんだけど、普通夏が終わって3年が引退して決めるし、そもそもこのキャプテン船長のことだから、けど踊り出しちゃう感じが春。

No.7
春の嵐/ミズノマリ

メロディーから溢れるキリンジ感。というかお兄ちゃんが作った曲だしコーラスもしてるし。

No.8
I Don't Know Why/sugar me

軽やかで華やかで細やかな甘い歌声で、だからsugar meなのかと思った

No.9
Oh Boy!/藤原さくら

ここ最近の女性弾き語りスタイルのアーティストでは最もタイプな歌声であり、顔であり(ここで照れる)

No.10
推定移動距離/SHISHAMO

遠距離恋愛になるのはたいてい春なので。君に会いに行く時間に退屈なことなんてひとつもないよ。

No.11
カプチーノ/ともさかりえ

後少しあたしの成長を待ってという春に相応しい名曲が椎名林檎の曲だと知るのは少し、というかかなり後の話

No.12
ドラマチック/YUKI

なぜだか春の印象の曲だけど、おそらくは「ハチクロ」に引っ張られているんだろう。ジャケットの顔アップがひたすらにかわいい。

No.13
髪を切る8の理由。/南波志帆

歌詞に紙を切る理由は全く説明されていなかった、8とか具体的な数字あるのに。まぁ、春の新生活に向けて切るよ。

No.14
アゴが落ちるほどおいしい恋をしたい/杏窪彌(アンアミン)

まいうー、まいうー、まいうーを訪ねて道をゆく。誰しもが同じ道をゆくし、うまいもの食べたい。

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