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俺のFavoriteTunes

どもんらんってどんな人?

音楽が生活をスムーズにしてくれる。
皿洗いや月曜日の出勤だってきっとスムーズにしてくれる。
芸能人と結婚したら「会社員の一般男性」と紹介される俺が、生活の様々なシーンに合わせて選んだお気に入りの曲をコンピレーションアルバムとして紹介します。
普段は一人称「俺」ではないし、芸能人と結婚する予定もないですが。

生きること

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テレビを見ていると、出産から一年未満の女性の死因、1位が自殺というニュースがやっていた。

それを見て以降ずっとモヤモヤしている。

 

2年間の集計で92人が自殺、次いでガンが70人、心疾患24人。
思い通りにいかない不規則な生活、体調の変化の中で、心身ともに負担が大きくなり、産後うつになることがこの要因ではないかというものだった。

 

親になって間もない我々夫婦にとって、この結果は衝撃的なもので、
きらきらと希望に満ちた生活が始まったと思えない人もいるのだな、とか
将来、そしてもっと近い未来の生活が不安になることもあるのだろう、とか
一定の理解を示そうとはしたものの、
赤ちゃんを見て絶望を感じるというのが二人とも理解できなかった。否定をする気はないが。

 

ニュースを見終わったときに自然と奥さんと顔を見合わせ、どうしてなんだろう、今の暮らしで暗い気持ちになるかな?と話した。
そしてベッドで寝ている子どもみていると、しあわせな気持ちになった。

みんながそうなれればいいのだけど、、

 

 

産後うつの早期発見、回復までのフォローには自治体等行政のサポートが必要だ、
みたいな方向の結論と、産後うつ患者の実体(薬を何種類も飲む)を映してそのニュースは終わった。

 

ただ、このニュースに対するモヤモヤはそういうところではない。

こういう「数字から読み解く」とき、すぐには納得できないところが割とあって、このニュースでもそれを感じずにはいられなかった。
納得どころか、数字に騙されるという感覚があった。

 

そもそも、
出産後一年未満の女性の死因と言うけれど、
10代後半から40代のある程度健康な女性というところが、出産の可能性のある、いわゆる調査対象ではないかと思うが、
出産の有無にかかわらず、この世代の死因を調査すれば、病死の割合は当然に下がるし、

であれば、必然的に事故や自殺が死因となることが多いわけで。
たぶん出産の有無で死因は大きく変わらないだろうということが容易に想像できる。
むしろ出産一年以内にガンで70人死んでいる方が個人的には衝撃だ。

そんな当たり前の結果をこの調査で初めてわかったショッキングなことであるかのように、なんとなくの数字で根拠があるかのように産後うつに結びつけることがこじつけにしか感じられない。

少なくとも、同世代で出産一年未満ではない方の死因と比較してほしい。
母数に大きく差があるだろうから、割合で構わない。

 

もちろん、
産後うつという問題については、広く知ってもらう必要があるし、
家族だけでなく行政による積極的なサポートがあれば、今回話題のような自殺に限らず、乳幼児への虐待なども含めた悲しいニュースを目にする頻度は減るだろう。
それは大変喜ばしいことだ。

 

ただ、
具体的な数字を示すことで一見客観的で論理的風に記者が主張をするのはレトリックではないか、もっと言えば詐欺に近いのではないか。

結論ありきの調査のおざなりなレポートを基にした、やはり結論ありきのニュース。
どこをどう切り取れば産後うつについてたくさんの方に問題意識を持ってもらえるか。
もっと切り口あったんじゃないかなぁ、、
と思ったりしている。

 

視聴者をバカにしているのか、作った方がバカなのかわからないが、

でも、ぷんすか怒っても意味はない。

じゃあ何するか、音楽で少しでも不安とか不満ををやわらげるのがこのブログの役割だよね。

といいつつ、この文章を読んだって何一つ気が休まらないし、自分賢いアピールでしかないからつらい。

 

でもいい曲を選びました、聞いてください。

No.1
四時五分/ゆず
No.2
風のささやき/あいみょん
No.3
私の夜明け/SHISHAMO
No.4
悲しくてやりきれない/奇妙礼太郎
No.5
Life is/さかいゆう Feat. Emi Meyer
No.6
コスモス (Album Version)/Polaris
No.7
いい時間/EVISBEATS
No.8
You May Dream/SHEENA & THE ROKKETS
No.9
ストレンジ カメレオン/the pillows
No.10
MUDA/SAKEROCK
No.11
この世の限り/椎名林檎× 斎藤ネコ + 椎名純平
No.12
地獄でなぜ悪い/星野源
No.13
Bach's Prelude from Cello Suite No.1/徳澤青弦
No.14
生きている/中村一義

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