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どもんらんってどんな人?

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皿洗いや月曜日の出勤だってきっとスムーズにしてくれる。
芸能人と結婚したら「会社員の一般男性」と紹介される俺が、生活の様々なシーンに合わせて選んだお気に入りの曲をコンピレーションアルバムとして紹介します。
普段は一人称「俺」ではないし、芸能人と結婚する予定もないですが。

青春を温めなおす

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今年は高校卒業から15年という区切りのようで、大規模な同窓会の話が突如LINEに舞い上がった。

 

はじめにいっておくが、これはただの愚痴と自慢である。

 

幹事グループから交流のある友人伝いに同窓会のLINEグループに招待され、訝しみながらも参加した。

10月下旬の事である。

参加者がまた友人を招待し、雪だるま式にグループメンバーは増え、そのうちに100名を超えた。6クラスあったので、多分半分程度が参加したのだと思う。

主催者は高校時代には喋ったことあるかどうかも覚えていないが、顔はわかる程度。

わけもわからないまま参加したLINEグループで少しずつ同窓会の情報が明らかにされていく。

阪急ホテルでの立食パーティーという形式で1/2~5の予定を「調整さん」という機能を使って確認するという流れになっていった。

 

ぼくはそわそわしていた。

初恋のあの人に会えるから、ではない。

初恋の人はそもそも同じ高校ではない。

 

段取りが悪い。

というか、企画会議と拡散がほぼ同時に行われているから十分な検討がなされてなく、参加者への配慮や参加を促す訴求力に欠けている。招待客側は自分にとって面白い会なのか半信半疑で、数件だけされたコメントも内輪感がありより怪しい。

そもそも調整さんの入力期限が来ても誰もアラート出さないし、LINEグループの半分以上が未回答だった。回答があっても△ばかりで得るもののない調査だ。

最終的には言ってくれれば当日でも増える分には大丈夫みたいなこと言いだして、それやったら微妙な人誰も○にせんやんとやきもきした。

年の瀬で仕事が忙しいだろうし、幹事も遠隔で打合せしているだろうからうまくまとめられないところはあるだろう。

そのままやりとりがパタッと途絶え、2週間近くが経った。

あまりに放ったらかすものだからぼくの方が気もそぞろである。

耐えられなくなって「進捗はいかがですか」とコメントを入れた。

そこで初めて先生を招待し回答を待っていることが明かされた。先に言ってよ、とみんな思っただろう。

 

同窓会を思いつきでやれるメンタルの強さは讃えるが、100人巻き込んでこれはないだろというのが感想である。

やっぱ同窓会だったらハガキで案内くるでしょ。普通。

事前の計画と根回しが必要なんだよ、あとクラスの人気者という客寄せパンダ。

 

長い前置きであったが、この同窓会には参加しなかったし、進捗確認はしたがハナから行く気はなかった。

後日談ではあるがこの企画、かなり打算的な催しだったというのがオチである。

 

本題はここからで、この打算的同窓会とは別に毎年同級生の仲間で元旦に集まっている。これは現役の高校時代からなので15年以上続いていることになる。

これまで手を変え、品を変え継続してきて、今年からまた趣向が変わった。

 

高校時代含めて10年くらいはサッカーをしていた。

在学中も、昼休憩には所属する部活に限らず毎日サッカーをしていた。今思えば、どうしてぼくらが自由にグラウンドを使えていたのかわからないが、2年生の頃からずっとグラウンドを占拠していた気がする。

そのメンバーが正月から集まって「初蹴り」としてサッカーをしたのがそもそもの始まりだと思う。

 

最初の数年でもともとの会場だった川原石の公園からサッカーゴールが撤去され、レンペイに場所を移した。

少し大人になると、サッカーをして居酒屋で飲んでボウリングで〆という流れが続くようになったが、いつからか最初に初詣をするようになっていた。

そして当然ながら徐々に参加者は減っていった。

そういうぼくも元旦からバイトを入れたり実家に帰らず参加しない時期もあった。

そのうちに彼女や奥さん、子どもを連れてくるメンバーも現れはじめた。

 

30歳を迎えた頃だったか、初詣を終えた後、融けた雪でぬかるんだグラウンドで少しだけボールを蹴ってサッカーを諦めたことがあった。

徐々にサッカーの時間が減っていたことは気付いていた。老いによる体力の低下。

働き出し、家族を持った参加者が増えていき、体の衰えによって起こりうる大怪我への恐怖が脳裏に浮かんだ。

正月早々の捻挫、骨折、アキレス腱断裂。松葉杖での通勤。

恐ろしさ極まりない。

 

そしてぼくらは開始当初の目的であったサッカーを捨て、初詣、飲み、ボウリングというスタイルに流れた。

さらに家族の存在がぼくらのスタイルを変えた。

奥さんと子供を実家に残して男だけで飲むわけにもなかなかいかず、初詣のみ家族で参加というメンバーが増えてきた。時流に逆らうことは出来ない。

 

結果として今年から集まることだけを目的とした会にシフトした。小さな子連れでも参加しやすいホームパーティーだ。

会場はメンバーの一人が広島に建てた一戸建である。

結果として最大規模となった今年の開催は、この会のことを人一倍愛している彼の功績によるところが大きい。

それと正月から旦那の友人の集まりに参加する度量の大きな奥様方なしには語れない。

現時点で今年楽しかったこと第1位に燦然と輝いている!

 

で、選曲は同窓会のメンバー達と当時聞いていた音楽。

かっこよくまとまらないし、思い浮かぶけど音源持ってないくて選べないものも多かったが、たまにはこんな曲を聞いて青春時代を懐かしむのもいいかなと。

 

ちなみに、今年驚いたこと第1位は米津玄師がゲンシではなくケンシで、しかも本名ということです。

No.1
AM11:00/HY
No.2
雑念エンタテインメント/RIP SLYME
No.3
真夜中は純潔/椎名林檎
No.4
ちょこっとLOVE (2003 Version)/プッチモニ
No.5
ばらの花/くるり
No.6
冷たい頬/中村一義
No.7
BABY BABY/GOING STEADY
No.8
天体観測/BUMP OF CHICKEN
No.9
小さな恋のうた/MONGOL 800
No.10
卒業 (アルバム仕様)/ガガガSP
No.11
そのぬくもりに用がある(アルバムバージョン)/サンボマスター
No.12
くちばしにチェリー/EGO-WRAPPIN'
No.13
赤橙/ACIDMAN
No.14
静かな日々の階段を/Dragon Ash
No.15
ミモザ/The Gospellers

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