2019.11.6
酔っぱらった夜にききたい曲(by 船田かおり) #みんfav
今回の寄稿者、船田さんとは会ったことないが、音読を通じて互いを認識してという意味では3〜4年の付き合いで、意外と長いのだなぁと驚いている。
みんfavの立ち上げと同時に「やりたい!」と手を挙げてくださった奇特な存在である彼女は、音読webのなかの『一週一曲』というブログのリレー連載陣のひとりであり、彼女の文は土門蘭とはまた違った輝きを放っている。
例えるなら美人系とかわいい系、猫派と犬派、きつねとたぬきって感じで、その後者が彼女の文だ。あくまでも文の例えで、本人は美人系で猫派かもしれないが。
接点が『一週一曲』しかないので僕が語れるのはそのなかの話だが、30歳を迎えたが『助走』として28歳頃からもう30と言っていたからショックを受けずに済んだ、なんて赤裸々なエピソードは可愛らしく、痛快である。
さて、そんな船田さんの選んだテーマは「酔っ払った夜にききたい曲」。
どうやらお酒がお好きらしく、過去ブログを読み返して「下北沢の最高の立ち飲み屋」として登場した『よっちゃん(コの字カウンター)』を調べてみると、本当に最高の酒場で、お酒飲むの好きなんだなと実感した。
気分はもはや酒場放浪紀なのですが、そんな船田さんの選曲、期待高まっちゃいますね。では、私はもう少しパトロールへ、、、(by いしなかしょうご)
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ハイなほうではなくチルなほう、かつ、100%センチメンタルな方の酔いでお願いします。
みんなと大勢で呑んでいたのに、気が付けば帰り道で一人になってしまったときに 夜道で危なくないように小さなvol.で聴く感じでお願いします。(例外として9曲目だけ爆音)
酔っ払いに限って、自分は冷静だと思っているし、ふわふわしているのに、地に足がついているように傍から見えてほしくて。暗いなか宙に浮いた気持ちで前を向いて、普段なら歩かない距離も気が大きくなってつい歩こうとする。そんな夜に聴く音楽をセレクトしてみました。
テーマ決め30%、選曲30%、曲順選考10%、現場検証25%、添える文書5%の割合で力を入れて原稿と向き合って参りました。同じ音読の「一週一曲」というコーナーでたまに記事を書いている船田と申します。
同じ音読のコーナーでも、一曲への情熱を熱く語る「一週一曲」と違い、日常の何気ないシーンに合わせたコンピレーションアルバムとして音楽が紹介できる「俺fav」。
そんな「俺fav」がずっと羨ましかったのですが、いざ書くとなるとなかなかテーマが決められない…。そんな気持ちを運営者のいしなかさんに相談したところ「船田さんが書くならテーマは『お酒』」と土門さんが話してくださったとのことで、このテーマとしました。
船田といったら『お酒』。いろんな知り合いにそう思ってもらえるほど、数多くのイベントで破天荒に飲み続けてきました。
恥ずかしながら武勇伝には事欠かないのですが、昔からの友達に「最初に会ったときの船田はめっちゃ酔ってて、mogran’BAR(というパーティー)の最前列で「もってけセーラーふく」をめっちゃ踊ってて、しかもなぜか裸足だったからこいつやべーなって思った」と聞いたときはさすがになんでなんだろうと思いました。当時mogran’BARで「もってけセーラーふく」をかけたDJは誰だ、とか。別に昔からアニメずきっていう訳でもなかったのになんでそんなはっちゃけてたのかな、とか…。
それからおそらく10年とかが経ち、先日31歳になった私が『お酒』についてのコンピレーションアルバムを考えたときに、これほど勢いが失われた仕上がりになるんだなぁと我ながら感慨深い気持ちになります。
呑んべえなわたしが『お酒』というテーマから日常のシーンを思い浮かべたときに思ったことが2つあります。
【お酒と音楽の魔法その1:どんな時間帯でも音楽を肴に呑める、呑みたい】
夜はもちろん。昼?呑むでしょ。朝?まだ呑んでるよね。なんならそんな朝に聴きたい曲もそれはそれであるし…。
【お酒と音楽の魔法その2:どんなジャンルの音楽でもお酒と合う】
お酒が似合わない音楽なんてない。やはり、お酒と音楽の親和性はすごく高い。私は小さな頃から音楽が好きだったから、お酒も好きになるべくしてなったんだろう。間違いない。
さあ、そうなってくるとお酒のコンピレーションアルバムは無限大に広がるのですが、今回は酔っぱらった夜に、少し長い距離を歩いて帰るシーンを想定して選曲してみました。
理由として、この春に約3年半暮らした関東を離れて京都に引っ越したために、歩いて帰れる範囲で呑むことが増えたことがあります。
え、なんで引っ越したのって?そのきっかけになった曲については、またの機会に。「一週一曲」で熱く語りたいと思います。
- No.1
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さみしい/yumbo
- No.2
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A Spoonful Weighs A Ton/The Flaming Lips
- No.3
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Cities/Jonti
- No.4
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Let Me See Your Face/Tujiko Noriko
- No.5
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Kimininaritai 君になりたい/Tenniscoats
- No.6
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VCR/The xx
- No.7
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Telepathy Doesn't Work/Moools
- No.8
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Angel (Dedicated To Hiroaki Oka And Joey Remone)/Seagull Screaming Kiss Her Kiss Her
- No.9
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Don't let me down across the universe/Superfriends
- No.10
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AISERE I LOVE YOU/YAMASUKI SINGERS