働きながら、好きなことを“本気”ですること。
多くの人が考える好きなことは千差万別かと思いますが
音楽の業界では上記に該当する人がたくさんいます。
昨日、久しぶりにライブを見た東京は新代田を拠点に活動するATATAというバンドも、その一つです。

 

最近東京でこんなイベントが行われていました。
「働きながらバンドってできるの？」というもの。

イベントページはこちら

 

 

趣味というには、そこまで遊びでもないし…でも仕事ではない、バンド。仕事をしながらバンドを続けている多くのバンドマンを見るたびに自分も頑張ろうと思わされます。私はバンドではないですが、「働きながら音楽と関わり続ける」という道をここ数年模索していました。

 

ステージに立つことよりも、アーティストと横並びになって仕事することを夢見たのは中学生の頃。当時はラジオ番組を作ることを夢見ていました。そこから照明、レコード会社、CD屋、イベント会社、フェススタッフ、ライブハウス店員…等々とにかくいろんな仕事を経験してきましました。「音楽を仕事にする」ということだった主軸は、時を経て、「働きながら音楽と関わり続ける」という軸に変化しました。

 

実際音楽に関わりたいと夢見ていたけど、いろんな理由で諦めている人って多いのではないかと思うんです。でも今は働きながらバンドをしている人がいるように、働きながら音楽に関わる仕事をする人が増えてもいいと思っています。私はメディアをやりながら、時々自分のメディア以外でも文章を書いて、バンドの写真をよく撮っています。こんなことが働きながらできるんだよ、って私ももっと世に示したいなあと、最近すごく思います。もちろん好きなことを仕事にできたらいいけど、寄り道をしてでも自分のやりたいことにたどり着く方法があると。そんなことを考えている人や実行している人がいればもっと出会いたいなと思う週末でした。

 

 

今週も仕事頑張ります。

 

 

text：岡安いつ美